すべての人間関係は平等である by アドラー
- 2016.02.29 Monday
- 10:41
いま、心理学者のアドラーがブームです。
アドラー。
わたしは初めて耳にする心理学者でしたが、出会ったのはNHKの100分で名著「人生の意味の心理学」という番組でした。
4回シリーズで、毎回目からウロコの連続で、自分自身に対するたくさんの発見がありました。
もし、わたしが子供のころ、このような心理学を知っていたなら、母親や先生や友人たちとの葛藤にも悩まずすんだのではないか、という気にすらなりました。
たとえば、「課題の分離」。
母親はわたしに対して過干渉で、いちいちあーだこーだと指示してきたが、当時はそれを跳ね返すことがどうしてもできなかった。
テストで100点を取れなければ叱られ、そのテストを隠すと叱られ、給食袋を忘れたからといっては叱られ。
じつはそれらの問題は、母親の課題ではなく、わたし自身の課題であるにもかかわらず、母親はわたしに起こるあらゆることに一喜一憂し、憂いた出来事についてわたしを叱り続けた。
「課題の分離」という言葉を1つ覚えておくだけで、わたしがいま、子育てするうえでの非常に役立つことに気づく。
息子の部屋が汚い。息子が怪我をした。
そんなときは、いちいちわたしが感情をゆさぶられることなく、母親としての対処をすればいいだけのことである。
もうひとつ、「すべての人間関係は平等である」。
これも、いままでさんざんいろんな人の言葉、たとえばブッダや福沢諭吉などの言葉からも理解していたつもりだった。
ところが、実際はどうだろう?
母親や教師などといった、いわゆる目上の人間に対して、わたしはつねに恐怖すら感じていた。
逆らってはいけない。あるいは尊重しなければならないなどなど。
アドラーがいうには、そもそも「叱る」とか「褒める」といったこと自体に、人間関係としての上下があると指摘する。
よく「子供を褒めて育てる」と言われるが、褒めるという行為が、なんと傲慢で自己中心的で「子供を自分の支配下」に見る行為であったかという事実に気づき、愕然とした。
「xxxちゃん、すごいね」とか、
「xxxちゃんは、えらいね」とか、言われると、わたし自身がすごくムカついたのはそのせいだったのだ!!
わたしは子供と一人の人間として付き合いたい。
どんな人とも、たとえどんなに有名な名医だろうが教授だろうが有名人であろうが、すべて人間関係は平等である。
だから、子供を「褒める」「叱る」のではなく、「認める」という本来の人間関係のあり方に戻そうと思った。
アルフレッド・アドラー(1870-1937)。
彼は、「性格は変えられる」「トラウマなど存在しない」「嫌われる勇気をもて」など、常識を覆すような幸福論を掲げました。
アドラーさん、ありがとう。
アドラー。
わたしは初めて耳にする心理学者でしたが、出会ったのはNHKの100分で名著「人生の意味の心理学」という番組でした。
4回シリーズで、毎回目からウロコの連続で、自分自身に対するたくさんの発見がありました。
もし、わたしが子供のころ、このような心理学を知っていたなら、母親や先生や友人たちとの葛藤にも悩まずすんだのではないか、という気にすらなりました。
たとえば、「課題の分離」。
母親はわたしに対して過干渉で、いちいちあーだこーだと指示してきたが、当時はそれを跳ね返すことがどうしてもできなかった。
テストで100点を取れなければ叱られ、そのテストを隠すと叱られ、給食袋を忘れたからといっては叱られ。
じつはそれらの問題は、母親の課題ではなく、わたし自身の課題であるにもかかわらず、母親はわたしに起こるあらゆることに一喜一憂し、憂いた出来事についてわたしを叱り続けた。
「課題の分離」という言葉を1つ覚えておくだけで、わたしがいま、子育てするうえでの非常に役立つことに気づく。
息子の部屋が汚い。息子が怪我をした。
そんなときは、いちいちわたしが感情をゆさぶられることなく、母親としての対処をすればいいだけのことである。
もうひとつ、「すべての人間関係は平等である」。
これも、いままでさんざんいろんな人の言葉、たとえばブッダや福沢諭吉などの言葉からも理解していたつもりだった。
ところが、実際はどうだろう?
母親や教師などといった、いわゆる目上の人間に対して、わたしはつねに恐怖すら感じていた。
逆らってはいけない。あるいは尊重しなければならないなどなど。
アドラーがいうには、そもそも「叱る」とか「褒める」といったこと自体に、人間関係としての上下があると指摘する。
よく「子供を褒めて育てる」と言われるが、褒めるという行為が、なんと傲慢で自己中心的で「子供を自分の支配下」に見る行為であったかという事実に気づき、愕然とした。
「xxxちゃん、すごいね」とか、
「xxxちゃんは、えらいね」とか、言われると、わたし自身がすごくムカついたのはそのせいだったのだ!!
わたしは子供と一人の人間として付き合いたい。
どんな人とも、たとえどんなに有名な名医だろうが教授だろうが有名人であろうが、すべて人間関係は平等である。
だから、子供を「褒める」「叱る」のではなく、「認める」という本来の人間関係のあり方に戻そうと思った。
アルフレッド・アドラー(1870-1937)。
彼は、「性格は変えられる」「トラウマなど存在しない」「嫌われる勇気をもて」など、常識を覆すような幸福論を掲げました。
アドラーさん、ありがとう。
- 子育て
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「オリーブオイル・ダイエット」してます。
- 2016.02.14 Sunday
- 15:01
最近、オリーブオイルにハマっている。
というのも、オリーブオイルにはたくさんの素晴らしい効用がある、という本を何冊か読んだからだ。
オリーブオイルの効用の中でも、私自身、もっともその効果を実感するのが、食事の高い満足感。
わたしは、高校生のころから、「食べたい食べたい」という欲求が抑えられず、
部活が終わって家に帰れば、母が用意したスナック菓子などをペロリ。
痩せたいのにどんどん太る悪循環に陥り、今思えば、あれは完全に「摂食障害」だったように思う。
長男を妊娠したときも、まったく同じような状況になり、
「食べたい食べたい」が抑えられず、しまいには妊娠性糖尿病になった。
とほほ。
ずっとこの「食べたい食べたい」を欲求を抑えるための方法を探し続けてきたが、
その答えがついに見つかった。
それがオリーブオイル。
ダイエットに大切なのは、カロリーよりも血糖値コントロールであることを、
ミス・ユニバース・ジャパンの公式栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルさんのご著書『世界一の美女になるダイエット』(幻冬舎)で学んだ。
甘いものやスナック菓子など、食べた後は血糖値が急上昇する。
すると、しばらくすると今度は血糖値が急降下し、
そのときに「食べたい食べたい」という強い欲求が起こるのだ。
血糖値が急激に上がるとインスリンというホルモンがたくさん分泌される。
過剰なインスリンには、消費しきれずに残った糖をなんと脂肪に変える作用があるという。
だから、太る。
そこでオリーブオイル。
血糖値を急上昇させずに、緩やかに上げる作用がある。
だから、最近は、エリカさんに教わったお味噌汁を実践中。
毎朝、飲んでいるお味噌汁に1滴のエキストラバージンオリーブオイルを入れて飲む。
すると、なんとなんと、お昼までお腹が空かないのだ。
これは本当にすごい。
空腹時のイライラにおさらばできたのだ。
他にもオリーブオイルにはさまざまな効用がある。
うつ病や乳がん、高血圧、心臓病、大腸がん……などなど。
抗酸化作用も高く、お肌を紫外線から守り、シワ・シミを予防するというもの。
ビバ! オリーブオイル。
1日大さじ1から2杯を摂取するのがいいらしい。
- からだ
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買い物の基準は「ときめき」のスパークジョイ!
- 2016.02.01 Monday
- 10:39
先日の英語クラブは、ショッピングがテーマだった。
ある1人の40代の女性が、
「わたしは、この前、銀材界隈へ買い物へ車で出かけた。
買い物をするのに、9時間もかかった。
でも、結局、欲しいものが見つからず、何も買わずに駐車場代を無駄にした。
疲れた。」
と嘆いた。
あなたは何を探していたの?
と、わたしは質問するのをうっかり忘れた。
きっと彼女は、友達へのプレゼントとか洋服とか気に入った食器だのと答えるだろう。
しかし、彼女の本音をわたしが代わって答えよう。
あなたは何を探していたの?
ーーそれは、スパークジョイ!
スパーク・ジョイとは、
片付けコンサルタントのこんまり、こと、
近藤麻理恵さんの『人生がときめく片づけの魔法』の「ときめき」。
100万部超えるベストセラーになり、世界中でも出版され、
2015年、TIMEの「もっとも影響力のある100人」に選ばれた。
すごい!
片づけするうえで大切なのは「スパークジョイ(ときめき)」だという。
ときめかないものは、捨てる。
買い物もまったく同じである。
ときめかないものは、買わない。
つまり、9時間も銀座をウロウロして、ときめくものが何も見つからなかったから、買わない。
これは大正解!
わたしの買い物基準は、
「これを買ったら、どんな効果をわたし自身にもたらすのか?」
楽しくなる?
ラクになる?
キレイになった気になれる?
ときめく?
人生が変わる?
ずっと愛し続けられる?
答えが「YES!」なら、迷わず買おう。
さて、今週の英語クラブで、彼女に聞いてみようと思う。
あなたは何を探していたの?
どんな答えが返ってくるか、ちょっと楽しみ。
- 幸せになる方法
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