口数が少ないほうがカッコいい。
- 2014.11.26 Wednesday
- 09:51
人は、口数が少ないほうがかっこいい。
そう思ったのは、亡くなられた高倉健さんの追悼番組を見てから。
「不器用な男ですから」
というセリフが有名だが、
自分のやったことを説明しない、弁解しない、愚痴らない、わかってもらおうとしないところが実にかっこいい。
わたしの父も口数が少ない職人気質の男で、
子どものころはそんな父に物足りなさを感じていたが、
母がどんなにヒステリーになっても、
「不器用な男ですから」
とは言わなかったが、
まったく自分のやったことを説明しない、弁解しない、愚痴らない、わかってもらおうとしないタイプの不器用な男で、
その良さが年齢を重ねるごとに、じわじわとわたしの胸に温かく沁み込んできた。
ときどき、自分のやったことを一生懸命に説明したり、
弁解したり、
愚痴ったり、
なんとかわかってもらおうとしたり、
子どもたちにあーだこーだと説教したり、
口数が多くなっている自分にハッとする。
いかんいかん。
昔、三船敏郎の「男はだまってサッポロビール」という名コピーがあったが、
やはり男は寡黙なほうがかっこいい。
一方、女はやっぱり可愛くないと。
高倉健さんが結婚した江利チエミさんは「サザエさん」役などでお茶目な印象があるが、
ここでは書ききれないほどの凄惨な人生を送った女性だった。
失職中の父と病床の母、3人の兄と腹違いの姉・・・。
2人は結婚して3年目にチエミさんは妊娠したが、
重度の妊娠高血圧症で中絶を余儀なくされた。
そして、デビュー直前の母の死、
甥の電車事故、
自宅の火災、
ポリープ手術などなど、
大スターの陰にさまざまな悲しみが潜んでいた。
離婚は、チエミさんの異父姉による数億円にも及ぶ横領事件で、
高倉健さんに迷惑をかけてはならないと自分から離婚を申し入れたらしい。
チエミさんは、数年かけて借金を返済し、抵当にとられた実家などを取り戻した。
チエミさんの可愛らしさを書こうと思って調べたら、
彼女の、そして高倉健さんの悲しみが見えてきて、切なくなった。
高倉健さんとチエミさんが天国で誰にも邪魔されずに2人で幸せに暮らしていることを願う。
- 幸せになる方法
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「やさしさ」がわからない!
- 2014.11.21 Friday
- 06:27
おまえは冷たい、とダンナによく言われる。
あれ?
という反応をするらしい。
正直言うと「あれ?」の意味がいまだによくわからない。
相手の期待に応えられていないのか。
意地悪なリアクションをしているのか。
答えが見出せないまま一人で悶々と苦悩する日々を送っている。
「やさしさ」については常に考え続ける日々だが、
昨日、委員会活動のために学校へ出かけた。
わたしが帰ろうと門から出ようとしているとき、
業者さんの車がちょうど出ようとしていた。
だから、ついでに門を大きく開けた。
業者さんがわざわが車から降りて門を開ける必要がなくなり、
スムーズに門から出て、わたしのほうに向かってぺこりとおじきをしてくれていた。
わたしはその後、そそくさと帰途についたのだが、
帰りながら、
「きっとやさしい人は、門を閉めるところまでやってあげるんだろうなー」
「わたしの冷たさって、こういうところなのかな」
「ありがとうとおじぎしているのに、そそくさと帰ってしまう態度が冷たく見えるのかなー」
「でも本当のやさしさは、閉めるところまでやってあげることではないのではないか???」
とまたまた悶々。
わたしは「やさしさ」と「おせっかい」の境目がわからない。
門を閉めるところまでやってしまうと、
業者さんと接近することになり、直接お礼を言われるのを待っているおせっかいなおばさんになってしまうのではないかとか、
もし門を閉めるところまでやれば、きっとそれはやりすぎの「おせっかい」なのではないだろうかとか、
またまた悶々。
わたし自身、おせっかいされるのは好きではない。
体調が悪いときに、「大丈夫?」と聞かれるのが一番嫌いというあまのじゃくである。
体調が悪いときは、そっとしておいてほしいタイプなのだ。
人間って難しい。
そっとしておいてほしいのか、
いろいろ気遣って何かやってあげたほうがいいのか、
どっちを求められるのかわからないし、
相手の求めにそのまま応じることが良いとも思わないし、
あー、考えれば考えるほど悶々である。
こんなときは接骨院「はるる」で体が温まるマッサージに限る。
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体の変化に気づかないのは自分だけ?
- 2014.11.19 Wednesday
- 05:59
なんとなく肩が重い。
なんとなく足がだるい。
その症状は「なんとなく」でしかない体からのメッセージなのだが、
あっ! これが「慢性症状」というものなのか、と気づいた。
これまで、ぎっくり腰を何度か経験したが、
「急性」であれば必ず病院に行くし、
その後は慌てて体操教室に行ったり、
これからヨガをやるぞと張り切って体ケアをするのだが、
こと慢性となると、なんとなくこの辺が痛いんだけど・・・といったゆるやかな言い方でしか体は訴えてこないから放置しがちだ。
その放置に終止符を打つことができた。
そのきっかけとなったのが喜多見の駅からほど近い場所にある「はるる接骨院」。
友人がそこに勤務しており、ほんの軽い気持ちで肩こりの治療に行ったところ、
「かたいですねー」
「ごりごりですねー」
「慢性化していますねー」
「痛いですねー」
とマッサージされながら言われた。
そのささやきは、まるでこれまでずっと私自身に訴え続けていた「体からの声」のようではないか!
接骨院とか整骨院とかこれまで一度も行ったことがなかったが、
ちょっと肩が痛いとか、
ちょっと疲れたから、優しくだれかのマッサージを受けたい、
といった気軽な気持ちで行ける場所であるのだ。
しかも、もっとも気軽なのはその値段。
初診料2000円さえ払えば、
なんと400円でマッサージが受けられるのだ。
すばらしい。
これまで高いお金を出してエステに行ったり、マッサージに行っていたのがアホのように思える。
しかもはるるでは、全身のストレッチ、体の左右差を診てバランスを整える体操や運動までアドバイスしてくれる。
ああ、今日も「はるる」に行きたいなあ。
すっかりやみつきです。
- からだ
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塩レモン、仕込み中。
- 2014.11.18 Tuesday
- 10:10
「塩レモン」がいま巷でブームだ。
ジェイミー・オリヴァーが「最近の僕のお気に入り調味量」と言って、
北アフリカのモロッコ料理風としてよく料理の隠し味に使っていて、
あー、ぜひ食べてみたいものだとかねてから思っていた。
願いは叶うものである。
先週日曜日、カルディで「塩レモン鍋つゆ」を売っているのを発見。
これは買い!とすぐに購入し、
鶏肉とキャベツを入れて食べてみた。
う、う、うまい。
鍋のつゆというものをこれまで一度も購入したことがなかったが、
なんと便利な代物なのであろうか。
まろやかに熟成したレモンの皮が後を引く。
ぜひ、また食べたい。
ぜひ、塩レモンとやらを仕込んでみたい。
しかし、無農薬の国産レモンでなければイヤだ。
願いは叶うものである。
今日の朝、
狛江駅前の行きつけの八百屋さんで無農薬国産レモンを発見!
さっそく仕込みました。
<作り方>
1)レモンをくし形に切る。
2)レモンの重さの10%の塩をまぶす。
3)毎日瓶を上下に逆さにゆすって約1カ月、熟成を待つ。
以上。
未来にまた楽しみが増えた。
- 手作り
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