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    知識が身を救う!?

    • 2014.10.31 Friday
    • 05:34
     
     月に2回ほど、一人でのんびりと出かける場所がある。
     その場所というのが図書館。
     貸し出しできるいっぱいいっぱいの8冊、じっくり選ぶ。
     日曜日の夕方、子どもたちがパパと一緒に多摩川へサッカーをしに行っている時がちょうど具合がいい。
     だれにも邪魔されず、のんびりと図書館内をまわる。

     先週末に借りたのが、
     霊能者の木村藤子さんが書いた『母であるあなたに気づいてほしいこと』
     霊能者だから霊的な話が多いのかと思いきや、
    「知識」を身につければ、悩みは軽減するというのが今回の彼女の教えだった。

     もちろん良い行いをすることの大切さや
     耳が痛くなることを自分に言ってくれる人の大切さ、
     自分の欠点に気づくこと、そしてそれを直そうとする素直な心の大切さなども、これまでの著書にあるように書かれているが、
    「知識」、学ぶこと、新しいことを覚えることが人を救う、
     と木村先生が教えてくれた。

     人間の脳には40歳以降でも伸びる領域が2つあるらしい。
     1つは、体験的な知識を蓄えるのに必要な場所「海馬」。
     もう1つは、前頭連合野。
     前頭連合野は、「結晶性知性」という能力を担っている。

    「結晶性知性」というのは、
     豊富な経験や知識にもとづいた判断力や思考力、統率力といったような高度な知能。
     海馬に蓄積された知識・経験・記憶を前頭連合野を使ってそれらを有効に活用する努力を怠らなければ、結晶性知性用の神経回路は高齢になっても豊かに発達するという。

     あと単純に、ウォーキングなどの適度な有酸素運動も脳の認知能力、とくに前頭連合野を高める(Nature誌にも発表)。

     昨日、ゴードン・ラムゼイ(ただいまDlifeで放送中)というミシュランでも3つ星のシェフが教えてくれた「シーザーサラダ」を作った。
     卵の黄身、ニンニクみじん切り、アンチョビのみじん切りを加えて混ぜ、
     少しずつオリーブオイルを垂らしながら混ぜてマヨネーズを作り、レタスを混ぜる。
     アンチョビはあいにく切らしていたので使用せずに作ったのだが、
     これが超美味しく、子どもたちも大ウケ。

     料理は、有酸素運動と同じくらい、海馬に蓄積された知識・経験・記憶を前頭連合野を使ってそれらを有効に活用する行為だ。

     蓄えた知識は、有効活用されてこそホンモノになる。






     
     

    子育てに役立つ「エゴグラム」

    • 2014.10.23 Thursday
    • 09:35
      
     以前、動物占いというのが流行り、その時のわたしのキャラはコアラだったが、
     今回、初めて知った「エゴグラム」をやったところ、
     なんとスーパーコアラであることが判明した。
     どうやらわたしは根っからのコアラらしい。

     動物占いのおけるコアラの性質は、本能のままに生きる究極の快楽主義者。
     サービス精神が旺盛なロマンチストな一面がある一方で、
     現実的で物ごとを長期展望に立って考えられる計算高い側面も持つ。

     エゴグラムにおけるコアラは、共感・同情・救援・保護・受容など、子どもの成長を促進する母親的な面が強い。
     わたしは「M型」と診断され、同時に快楽を求めて何にも拘束されずに自由にふるまう子どもの心も強いことがわかった。

     エゴグラムというのは、エゴ(自我)+グラム(図)
     交流分析理論に基づいた自己分析テストで、
     自分の心の有り様、心のクセがグラフとして視覚化されるので、非常にわかりやすく、
     外資系などのキャリア相談では離職率低下を目的に活用されたり、
     子ども向けのものも開発されて、親や友だちとの葛藤や社会での立ち振る舞いに悩んでいる子どもたちに対するスクールカウンセリングでも利用されているらしい。

     わたしの弱点は、合理性や論理性、計画性を持つ大人としての側面。
     それから、順応性や協調性がやや低めなところ。
     協調性が低いと個性的ではあるが、人の意見を聞こうとしない頑固な側面があるらしい。
     確かに。

     面白いのは、親から見た子どものエゴグラムと子ども本人がやるエゴグラムの折れ線グラフの差異が大きいと、どちらかが遠慮したり、ゆずったりなどしてストレスも大きくなるらしい。

     今日、さっそく息子たちにエゴグラムをやってみようと思う。

     低いところを伸ばせば、ストレスフリーなコミュケーションができるらしい。
     




     


    幸せを見つけるコツ見つけた。

    • 2014.10.19 Sunday
    • 15:29
      いま、毎朝、ファミサポの仕事で1歳の赤ちゃんを預かっている。
     8時、赤ちゃんが我が家にやってくる。
     そして、1時間ほど一緒に遊んで、9時に保育ママさんのところへ連れて行く。

     いつものように先週金曜日、自転車に乗って保育ママさんのところへ向かっている途中、
     突然、メッセージが降りてきた。

    「自分以外の“だれかのため”に何かをすると幸せになれる」
     
     自分以外であれば、自分の子どものためでも家族のためでも、
     他人の子どもでも、赤の他人でも、植物でも、猫でも、なんでもいい。
     自分以外であれば。

     そうなのだ!
     幸せは、自分のためだけではない、だれかのために何かをすれば感じられるものなのだ!
     とてもシンプルな法則に気づいた。

     自分の子どものためだけに生きていれば、
     いつかその幸せには終わりがやってくる。
     “だれかのため”は、
     血縁を超えて、
     地位社会へ、
     そして社会のため、
     地球にともに生きる人々にため。
     自分から距離が遠くなればなるほど、ピュアになっていくような気がする。

     最近のわたしの「幸せ」を感じる瞬間はあと2つある。
     1つは、時間。
     今、じゃなくて、ちょっと時間を置いてでき上がる「果実酒」を仕込むと、
     3カ月後、半年後に楽しみが必ずやってくる。
     楽しみな「未来」をドキドキしながら待つ瞬間がたまらない。
       
      
     

     2つめが、勉強。
     毎日の生活が豊かになる勉強に投資する。
     先日は、「英語料理教室 モロッコパン」を勉強しに市ヶ谷へ。
     
     この日は、先生のお母さんのパンの達人がモロッコから遊びに来て、作ってくれました。
     60歳を超えているのに旅の疲れもなくめちゃくちゃ元気で、
     パンを捏ね、発酵させ、フライパンやオーブンで焼く。
     ずっと台所に立ちっぱなしなのに、まるで疲れを見せない。
     普段、日常であたりまえのように毎日焼いているパン。
    「台所に立って、こんなふうに家族のために料理を作っている人は、ずっと元気!」
     という新しい法則を発見した。

     「自分以外の“だれかのため”に何かをすると幸せになれる」

    ストレスなしで何かを長く続けるコツ

    • 2014.10.07 Tuesday
    • 10:06
     
     日本の一流企業についての原稿をこれから書くのだが、
     経営者が共通して言っていることがある。
     それは、「続けること」。

     続けることがいかに大変か。
     続けるどれほど大切か。
     作家村上春樹も言っている。
    「作家にはある意味、誰でもなれる。
     しかし、作家であり続けることは大変だ」

     人間関係も同じ。
     続けることは大変だ。
     以前、こんなことがあった。
     いまではもう7歳になるうちの次男が赤ちゃんの頃、1時間700円で預かってくれた方がいる。
     最初はとにかくびっくりするぐらい親切で「いいよ、いいよ。いつでもどうぞ」「困ったときはいつでも頼ってね」「700円はもらいすぎだからもっと安くてもいいよ」とまで言ってくれた。
     わたしは生まれたばかりの息子を抱えてフリーで仕事をしていたので、その言葉が本当に有り難く、どんどんお言葉に甘えていった。
     ところが、関係がぎくしゃくしてきたのだ。
     
    「いいよ、いいよ。いつでもどうぞ」というお言葉に甘えて、わたしはかなり頻繁にチビをお願いした。だから、1日かかる料理の撮影などの仕事もバンバン受けて、バンバン仕事した。
     ところがある日、お願いしようと電話すると、
    「わたしは生理が重くて、今月は体調が悪いからお預かりするのは無理かもしれない」
     と断ってきたのだ。
     彼女を頼りにしていたわたしは途方に暮れた。
     だれか他の人を見つけるか、仕事を断らなければならない。

     きっと彼女はすごく無理をしていたのだろう。
     がんばっていたのだろう。
     甘えすぎたわたしが悪かったのか・・・と自分を責めた。

     何かを続けることは大変だ。
     続かない人は、すごくいい人で、すごく真面目で、すごく必要とされたがり屋で、すごく無理をしてしまう人なのかもしれない。
     結局、自分の体を壊してドカーンとストレスが爆発する。
     
     だから、どんなに我がままだと他人に思われようと、どんなに冷たいと批判されようと、できないことはできない、とちゃんと言う勇気を持たなければならない。
     英語教室を運営していても、迷うことがたくさんある。
     いろいろな親がいるからだ。
     日曜に教えてもらえないか?
     月曜日なら通えるのだけど。
     相談があるので夜10時に電話をしてもいいか?
     などなど。

     初めの頃は、その要求を受けることが相手のことを考えた親切な対応と勘違いしていたが、例外を認めることによって結局、おたがいの関係が続かなくなってしまう結果を招いた。

     人は、とくに子どもなどは、一度引き受けてしまうと「またやってくれる」「当然してもらえる」と期待する。そして、要求がどんどんエスカレートする。
     前はOKだったのだから、次もOKと考えるのは当然だ。
     しかし、どんどん対応しきれなくなり、今さら断ることもできずに自分のストレスがどんどん溜まることになる。
     そして、ストレスがドカーン!

     続けるには、時間・場所・料金・提供するサービスなどを自分のなかでちゃんと約束事を決めること。
     そして、それを相手と共有すること。
     人間関係も同じ。
     そして、その約束事を人と共有するとき、
    「それは出来ない」と言うのではなく、
    「これなら出来るわ」と、自分が出来ることを伝える。
     そうすると角が立たない。

     無理は続かない。
     だから、続けたいなら約束事を自分のなかでちゃんと決めること。
     最初にOKにしてしまったことは、あとから修正はなかなかできない。だから、どんなに子どもが小さくても、ダメなことはちゃんとダメと言うこと。
     しつけも人間関係も仕事も何事も始めが肝心。ルールが大事。

     


    漢字や英単語を何度も書くのを良しとする悪習にさらば

    • 2014.10.03 Friday
    • 20:21
     
     わたしが小学4年生のとき、合唱部に入部した。
     歌うのが好きで、新しいことに挑戦するのが大好きだったから、「合唱部募集」の案内を見て、すぐに応募した。

     難解でまるで読めなかった楽譜がどんどん読めるようになり、
     わたしの喉から澄みきった美しい高音が出るようになった。
     そして、どんどん歌うことにのめり込み、毎日の放課後の練習をこころから楽しんだ。

     ところが、やめることになる。
     そのときのクラス担任が、子どもたちに漢字の宿題を出す際、たくさん書いた子どもをいっぱい誉めて評価するというしみくで、負けず嫌いのわたしは、同じ漢字を何度も何度も何ページにも渡って練習した。

     同じく見栄っ張りの母親は、先生から「良い子」、あるいは「がんばり屋さん」という評価を得るために、わたしが何度も何度も同じ漢字をアホみたいに書くことを応援した。 
     親子共々、たくさん時間を費やして勉強することは良いことだ、と勘違いしていたのだ。

     当時、そろばん塾に通わされていたわたしは、合唱部の練習を終えた後にそろばん塾へ行き、家に帰ってご飯を食べてお風呂に入った後に、例の漢字練習を居眠りをしながら書き続けた。

     わたしもつらかったが、親もつらかったのだろう。
     ついに根を上げた。
     根を上げたのは、わたしではなく親のほうだ。
     合唱部をやめさせるために、うちの子がどんなに苦労して大変な毎日を送っているのかを書き綴り、合唱部の顧問の先生にどうか合唱部をやめさせてほしいという内容の手紙をわたしに持たせたのだ。
     わたしはそんなことをさせる親が、正直言って恥ずかしかった。

     いま思えば、素直にその手紙を渡したわたしも相当な馬鹿者だ。
     顧問の先生は、はいわかりました、とあっさりと言った。
     そして、ひと言、「やめるということをちゃんと自分の口で言いなさい」とあきれながら言った。
     そのとおりだと思った。
     たぶんわたしは続けたかったのだと思う。
     でも、小4のわたしにとって親は絶対だった。
     逆らえなかったのだ。

     さて、本日のお題の漢字練習。
     わたしはいま、英語英会話コースだけではなく、中学生の「数学コース」も開講しているのだが、先日、数学コースの研修を受けて大きな刺激を受けた。
     研修では、大阪にある予備校で阪大や京大の理系へ進む高校生のクラスを持っていた方が講師だったのだが、次のように言った。

    「子どもたちによく質問されることがあります。なんで勉強なんて、せなあかんねん!」
     そのときわたしは答えます。
    「楽するためだよ」と。
     頭が良い子は容量がよく、時間にも労力にも無駄がない。
     頭が悪い子は、無駄なことにせっせと時間を費やしている。

     たとえば、portは港だが、porterになれば、運ぶ人。
     imがつけば、輸入。
     exがつけば、輸出。
     合理的に4つの単語を覚えられる子は頭がいい。
     逆に頭が悪い子は、port、porter、import、exportをそれぞれ100回ずつ書いて覚えようとしている。
     無駄でしょ?
     
     確かに!
     わたしは小4のとき、たくさん書くのはいいことだとばかりに、アホみたいに何度も同じ練習した。
     合理的に、時間も労力も無駄なく、いかに少ない労力で物ごとを覚えることが重要かを誰も教えてくれなかった。

     数学コースの研修の講師の教え方が、物の見方、考え方、発想の転換法、公式の活用法などなど、めちゃくちゃわかりやすく、めちゃくちゃ面白かった。
     数学を勉強したい!
     この楽しさを教えてくれる数学の先生は今まで一人もいなかった。
     東進などの予備校講師が面白いVODで子どもたちの人気を博す理由がよくわかる。
     物の見方、考え方、発想の転換法、公式の活用法などを教えてくれる面白い先生に会いたい!
     あ、じゃあ自分がなればいいのか!

     そんなこんなで、いま数学を勉強中です。


     

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