山椒の季節、到来。
- 2014.05.29 Thursday
- 06:40
わたしは山椒が大好きだ。
喜多見に「スーパーたぐち」というわたしのお気に入りのスーパーがある。
3・11の震災のときも朝からきちんと営業し、
お店のスタッフが入場制限を行いながらお客さんに品物を売っていた素晴らしいスーパーだ。
野菜が店頭に「採れたて直送パリの青空市場」のように激安価格で陳列され、
このスーパーに来ると、
一家の台所を預かる主婦の義務としての買い物というよりも、
ちょっとバンコクの市場やパリのマルシェにでも出かけたようなレジャー気分を味わえる。
ちょっと珍しい唐辛子が売っていたり、ワクワクさせてくれるスーパーなのだ。
昨日ここで「山椒」を見つけた。
もちろん採れたて山椒である。
只今アク抜き中。
数年前、渋谷のスーパーで生の山椒を見かけた時に、
買おうかどうしようか迷った末、作ったことがないからという理由で買わずに帰ってしまったことがある。
じつはそれをずっとずっと悔やんでいた。
なぜあのとき買わなかったのか?
なぜ作り方を調べて作ってみようと思わなかったのか?
今回は、挑戦してみよう。
山椒好きであることに気づいたのは、最近行った祖師谷の中華「欣喜」のサンラー麺を食べてたからである。
ここのサンラー麺は山椒などのスパイスがきっちり効いてめちゃくちゃわたしの好みだ。
醤油漬け、オリーブオイル漬け、味噌漬け、佃煮……さて何にしよう。
まずはアク抜き。
1 たっぷりの水に一晩つける。
2 たっぷりのお湯で6分から10分ほど茹でる。
3 水を何度か替えて、さらにまた一晩つける。
4 ザルにあげて、しっかり水けをきる(ここでザルに広げて一晩おいても)
以上!
山椒の下処理完了!
あとは、好きなものに漬け込む。
今年は、しょう油とオリーブオイルの2種類にチャレンジしてみようと思う。
生ハムにも合うらしい。
クリームチーズと一緒に春巻きの皮で包んで揚げてもおいしいらしい。
ああ、夢は広がる。
あのとき広げられなった夢をいままさに実現しようとしている自分がいることに、ちょっとうれしく感じている。
- 手作り
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そろそろ梅干しの季節ですね。
- 2014.05.26 Monday
- 08:34
生協さんで「小梅」を扱っていたので、
2014年の梅干しづくりをスタートしました。
大きい梅は、肉厚でチューハイなどにはもってこいですが、
小梅があると、お弁当に本当に便利です。
わたしがお弁当に梅干し入れる主な理由は3つ。
1つは、三毒(食べ物・血液・水の毒)を絶つ。
2つめに、その日の難逃れ。邪悪なものを寄せつつけないお守りがわりに。
3つめに、炭水化物と一緒に摂取すると、グリーコーゲンを効率的に蓄積できること(疲労回復)。
ほかにも彩りにいい、ご飯がすすむなどいろいろありますが、
チビが生まれた年から始めたので、今年で6年目となる梅干しづくりです。
ジップロックで下漬けすれば、カビも生えないので、とっても簡単です。
1Kgの小梅ちゃん。水につけてあく抜き中。
できあがりが楽しみです。
- からだ
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うちの長男はきっとタイプ9
- 2014.05.16 Friday
- 08:43
わたしには2人の息子がいるが、
同じように子供を育てているのに、
どうしてこうもまぁまぁ兄弟でこんなにも性格が違うのだろう。
次男は、なにも手伝わなくても、1人で翌日の準備をし、
使ったエンピツは必ず元の場所に戻す。
次に何が必要か、どんな行動をとるのか、母の行動をよく観察していて、
「はい」
と必要なことを先回りしてやって私を驚かせる。
小学1年生である。
一方、長男。
小5だが、使ったエンピツは使いっぱなし。
消しゴムをしょっちゅうなくす。
学校のお便り、集金袋を忘れる。
忘れ物のオンパレードで、いつも出かける前にバタバタと大騒ぎになって私をイラつかせる。
人は生まれもっての性質があり、
古代ギリシャの哲学者が宇宙の原理を説明するために用いた、あるいは古代中国に発祥するなど諸説あるエニアグラムを使った性格分析にによると、
長男は、まちがいなくタイプ9。
平和主義。怠慢、逃避タイプ。すべてを後回しにし、忘れ物をよくする。
「あとでやろう」「たいしたことじゃない」と放ったらかしにし、問題を大きくする。
まさに、合点!である。
しかし、タイプ9は、器用な経営者としての資質があり、クレームへの対処に優れているとある。
今朝もバタバタと大騒ぎしながら家を出て行った忘れんぼうの長男だが、
もしかしたら将来、恐ろしく有能な経営者になっているのかもしれない。
どうなるのか、今後に期待したい。
- 子育て
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「自分らしさ」の正体、見つけた!
- 2014.05.15 Thursday
- 06:11
自分らしさ。
自分がいる意味。
必要される自分。
自分が自分らしくいること。
自分って何だろう? とわたし自身、何歳になっても思い悩んでおります。
ところが、先日、横浜元町にいらっしゃる50代のある女性の取材を行いました。
そこで「自分らしさって、何?」というテーマに対し、
なんとも見事な、ヒザを打つ、明確な回答を得られました。
自分らしくいるために必要なことあります。
1つめが、「好きなことをやっているか?」
2つめが、それをやって「楽しいか? ワクワクするような感情を得られているか?」
そして、
3つめが肝心な部分である。
3つめが、「社会貢献ができているか?」
そこで、わたしはハッとしたのです。
2人目を生んだ時に会社を辞めて、
フリーランスのライターと仕事をするようになった時、
ちょっとでもヒマになったりすると、
忙しく仕事をしているまわり人がとても羨ましく思うようになったのです。
他人と比較するのはイヤだイヤだと思いながら、
自分は社会に必要とされていない人間なのではないか? という強い不安に襲われました。
子育ても、家事も、好きだし、楽しいのに、
つねに「何かしなきゃ」「何かしなきゃ」と焦ってばかりいました。
その時に始めたのが「ファミリーサポート」という子育て支援ボランティアです。
これは今でも続いていて、
じつは今日も夕方、お迎えに間に合わないという管理栄養士をしているママをサポートします。
もう1つ始めたのが「子供に英語を教える」という仕事です。
自分の子供に教えるついでに、何人かにも教えていて、
これはわたしの中での焦りを消し去り、これによる収入は微々たるものにもかかわらず、
非常に満たされるようになりました。
「何かしなきゃ」「何かしなきゃ」という焦燥は、
社会との繋がりをもって、
自分以外の誰かの役に立つことをしたい!(=社会貢献したい!)という思いだったのです。
今になって、やっとその思いに気づきました。
自分らしくいられるには、趣味のようにただ好きなことをやるだけでは、もしかしたら満足度は十分ではないのかもしれません。
やはり、社会と繋がる、誰かの役に立つことでなければ、
どこか「虚しさ」が残るのだと気づきました。
自分らしくいるというのは、じつは簡単なことかもしれませんね。
今、自分がやっていることに対して、
「好きなことをやっているか?」
「楽しいか? ワクワクするような感情を得られているか?」
「社会貢献ができているか?」
この3つを問いかけてみればいいのですから。
- 幸せになる方法
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準備と努力は裏切らない。
- 2014.05.13 Tuesday
- 10:24
先日、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」で同時通訳者・長井鞠子さんが登場した。
70歳になられるのに、驚くほどパワフル。
鞠子さんを見ていて、わたしも70歳でも現役で働ける女性でいたいな、と思った。
70歳でも現役で働ける女性であるためには、どうしたらいいのか?
まさにプロフェッショナルであるための方法は、番組を見て納得する。
鞠子さんは、昭和39年の東京五輪でのアルバイトをきっかけに通訳になって47年。
先進国首脳サミットや2020五輪招致委員会から古墳世界遺産登録、福島原発など幅広いテーマを扱いながら、本番ギリギリまで資料と格闘する。
「準備と努力は裏切らない」
その陰には、準備を怠って失敗し、あなたはもう来なくていい、と言われた過去の苦い経験があったからに他ならない。
なんなふうでありたい。
こんな女性になりたい。
こんな自分でありたい。
といつも刺激を受けながら、そうではない自分に落ちこみ、がんばっている身近な人、活躍している人を見ると、さらにまた落ちこむ……。
本当にそういう女性になりたいのか?
いや、もしかしたら違うのかもしれない。
なりたい、のではなく、憧れの尊敬すべき人、なのかもしれない。
なーんて考えれば落ちこまないのかもしれない。
たんなる言い訳か??
いずれにせよ「準備と努力は裏切らない」。
コツコツと足場を固めることだけは怠ってはいけない。
落ちこないでがんばろー。
- 働く
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イワシ(酢漬けと骨の唐揚げ)
- 2014.05.09 Friday
- 09:30
以前、といってもずいぶん昔のことだが、食べ物雑誌をやっている時「イワシ特集」を企画し、西川治さんと一緒に銚子に取材に行ったことがある。
それまでイワシにはまったく興味はなかった私が、
世界中を旅する西川さんは、イワシを地中海風、エスニック風、ポルトガル風と、ありとあらゆるバージョンで料理された。
それは感動的だった。
以来、ぞっこんのイワシファンだ。
昨日スーパーで5尾289円で売っていた。
2パック買って、10尾。
イワシは弱い魚だ。
だから「鰯」。
早く仕込まなければなならない。
今朝、子どもたちが学校に行ったあと、すぐにイワシを下ろして酢漬けに。
中骨はイワシの唐揚げに。
これで、今晩の夕食の仕込みはOKだ。
ムラムラとイワシにハマっていく。
そういえば、寿司屋に行って好きなネタはなんだろう?と考えると、イワシ。
光り物のなかでも、イワシが大好物であることに気づく。
そういえば、しらすも大好き。
アンチョビも大大大好き。
オイル・サーディン、大好き。
私は相当のイワシファンなのである。
いつかポルトガルの港町で、イワシ料理を食べたい。
そして、冷えた白ワイン。夕日。
なぜかポルトガル。
あぁ、また夢がひとつ増えた。
いつかポルトガルへ!
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心をホッとさせるちょっとしたコツ
- 2014.05.06 Tuesday
- 12:35
ゴールデンウィークがまもなく終わろうとしている。
あぁ、終わって欲しくない。
ずっとダラダラしていたい。
とはいえ、休みは休みで忙しい。
実家に帰る。
溜まっている仕事を片づける。
子どもを遊びに連れ出す。
人それぞれだろう。
わたしの場合は、原稿書きだった。
明日から仕事と思うと、非常に気が重くなる。
それはみんな同じではないだろうか。
先日旅行に一緒に行ったカメラマンさんが息子にあることを教えていた。
旅行中は彼を「師匠」とあおぎ、
いつも彼の側を離れなかった。
彼は言った。
「まっ、いいか、と言ってごらん。すごく気がラクになるから」
すると息子は、
「まっ、いいか」
とつぶやいた。
どう? と聞くと、
「本当に気がラクになった!」
と息子は目を輝かせた。
わたしも父親も似たようなことを息子には話してきたつもりだが、
他人のしかも尊敬する大人の男性に言われた言葉は、余計に胸に刺さるようだ。
「まっ、いいか」という言葉で救われる。
他にも、明日から仕事で気が重くなるときに、ラクになる方法がある。
それは予習。
言い方を変えれば、
シミュレーション。
ヴィジュアライゼーション。
イメージトレーニング。
明日やることをあらかじめイメージして、準備しておく。
すると、ほら、みるみる気がラクになっていく!
これは本当です。
準備していないただそれだけで、人の気持ちは重くなる。
準備するただそれだけで、人の気持ちは軽くなる。
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タイでいただいた「もち米」
- 2014.05.04 Sunday
- 06:04
タイ料理を食べに行くとわたしは必ずタイのもち米を注文する。
香りがよく、もちもちとしていて、
手づかみでお料理の汁につけて食べると絶品だからだ。
今回のタイ旅行では、取材先のおうちのキッチンで、
蒸したてのもち米をごちそうになった。
子どもたちは大喜びでかぶりつき、
さあ帰るよ、という時になっても、
もう少し食べたいとわざわざ家の中に引き返し、
鍋底に残ったもち米に2人で食らいついていた。
その様子をそこのお宅のおばあちゃんがとっても喜んでくれ、
わざわざタイのもち米をわたしたちにお土産として持たせてくれたのだ。
美味しそうに食べる姿というのは、本当に気持ちがいいものである。
おばあちゃん、ありがとう。
それを昨日の夕食で蒸してみた(上の写真)。
8時間ほど浸水させてから、蒸し器で蒸す。
わたしは豆が大好きなので、豆も一緒に蒸してみました。
この1品には、じつにさまざまな思い出と経験がつまっている。
タイには行っていないパパと、息子たちとでは、
きっと味わいがまったく違うにちがいない。
すばらしい体験ができたな、と思っている。
- 子育て
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「やさしさ」について悩んでます。
- 2014.05.02 Friday
- 12:55
「やさしさ」について、いま悩んでます。
というのも、今回バンコク&ハノイの旅に出て、
一緒に行ったメンバーみんなが、
うちの息子たちの我がままに本当に丁寧につき合ってくれたからです。
自分が同じようにできるか?????といったら、かなり微妙です。
ありがたい。
息子の手を引いて、ゆっくり歩いてくれたデザイナーのHさん。
その前を歩くのが、街中で突然ウンコをしたくなった息子のためにトイレを必死に探してくれたYさん。
我がままといっても、子供だからせいぜい歩くのがみんなより遅い、
疲れたといってすぐに座り込む、
眠い、
お腹すいた、
のどが渇いた、
お腹が痛い、
トイレに行きたい、
といった、とてもシンプルな生理的欲求がほとんどですが、
大人はこれにつき合うのはきっとしんどかったことでしょう。
なぜなら、せっかく来た旅なのだから、
いろいろ見て回りたいところもたくさんあるし、
もっとゆっくりお酒を飲みたい時だってあるでしょう。
別行動することも多かったが、
一緒に行動しているときは、
本当にみなさん、うちの子供たちによくつき合ってくださいました。
心から「ありがとうございます」です。
もし、わたしが独身で子供というのもがどんなものかよくわからない年齢だったら、同じようにできるだろうか?
とても自信がない。
初めて来た街で、見たいもの買いたいものがあってすこしでもたくさん街をまわって歩きたいというのに、
他人の子供につき合えるだろうか?
すごく自信がない。
なぜなら、わたしは他人を「待つ」ことがあまりできないからです。
だから、これまでの人生をふりかえりつつ、「やさしさとは?」について考えてみました。
そこで出た今回のわたしにとっての「やさしさ」とは、
ずばり、時間。
だれかの話を聞く時間。
一緒にだれかと過ごす時間。
遅れてくるだれかを待つ時間。
そう、すべて時間なのです。
じつは時間というのは非常に重要な要素です。
たとえば経営論などでも、
7時間労働を基準とした場合、
ランチェスター法則によれば、14時間働けば、人の4倍働く計算になるという。
ランチェスター法則というのは、
弱者が強者に勝つための戦い方のルールで、イギリス人のエンジニアのランチェスターさんが第1次世界対戦時に導き出した必勝ルールだそうです。
わたしはいつも焦ってばかりで、
早く、もっと早く前に進まなければ……みたいな生き方をしてきたような気がする。
そのため、
とても大切なことを失ってきたかもしれない。
これからは「だれかのために時間をとる」ということを意識して行いたいと思います。
そこで、何人か頭に浮かびます。
せっかく電話をくれたのに、お風呂に入っていたり、もう布団に入って寝てしまったりなどで、なかなかちゃんと話せていない人、
最近ごぶさたしている人などなど。
時間。
残り少なくなってきたからこそ、時間を有効に使いたいと切に思いつつ、
有効な時間の使い方というのは、
自分のためではなく、
だれかのために使うことなのだと気づきました。
- 幸せになる方法
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こっそり旅に出てきました。
- 2014.05.01 Thursday
- 13:28
ダンナを日本に残し、
子どもたち2人を連れ、バンコク&ハノイに行ってきました(タイ・カルディにおじゃま)。
バンコクに着いた最初の夜、すぐにホテル近くの屋台に向かう。
チビのコーダイが撮影した写真(真ん中・兄ユーゴー)。
ちょっとブレッソンとか藤原新也っぽいカッコいい風景です。
バンコクの一般家庭のキッチンにお邪魔し、
パパイヤのサラダ「ソムタム」をライブで見学することができました。
Ben to toさんのお宅のキッチンでソムタムを料理中。
学校を休ませていいのかな?
とちょっとだけ迷いましたが、
学校では学べないことをたくさん経験でき、とっても素敵な思い出がたくさんできました。
バンコクで3泊したのちハノイへ。
ハノイではこれだけではゼッタイ食べたい、というのが「チェー」。
目の前に並ぶ豆やらコーンやら好きなものを入れて、甘いココナッツミルクでいただく。
うまーい。
それからフォー・ガー(鶏肉のフォー)。
「念願の「マイアイン」(Mai Anh)へ行くことができました。
さてさて、来年はどこへ行こうか?
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