手間を楽しめる人生。
- 2013.11.18 Monday
- 05:06
生きていくにはいろいろな「手間」がかかる。
手間とは、「そのことをするのに費やされる時間や労力」(新選国語辞典)。
洗濯やら食事やら掃除やら仕事すべて、
日々の生活=生命維持し、生命(いのち)を生かす日々の活動は、
兎角、何をするにも手間である。
いま朝4時に起きでせっせと原稿を書く忙しい毎日だが、
そんな日々のなかで、先日、手芸カフェなるものに夜、子どもたちと一緒に出かけて、手作りブラジャーに挑戦した。
まさに「手間」。
手仕事というのは面白い。
その手作りブラのクラスの夕飯で大失敗をした。
バタバタと出かけてカフェ近くのラーメン屋で子供たちと夕飯を済ませたのだが、
とにかく不味いし、
お店のおやっさんの風貌もキャラクターも口にする言葉1つひとつも
すべてが「死神」そのもの!
食べたら気分が悪くなってしまった。
それなのに、なぜかお客さんが次から次へと後が絶たない。
なぜだ???
その時、悟った。
どんなに忙しい毎日のなかでも、決して手間を惜しんではいけない部分は、
食事だ!
と。
米を研いだり、漬物を漬けたり、魚を焼いたり、味噌汁を作ったり。
さて、ここで今回のテーマの「手間」に話は戻る。
手間がかかるというのは、非常に面倒なことではあるが、いちいちかかる手間を楽しめばいいのだということに気づいた。
最近の毎朝のわたしの楽しな「手間」は、ぬか漬けのカメをかき混ぜること。
「ごちそうさん」で、主人公の「め以こ」(めいこ)がぬか漬けを嫁ぎ先でも小姑に隠れながら続ける理由がよーくわかる。
とにかく、可愛くて愛おしくて、楽しい。
いまでは、ぬか床=自己そのものであり、自分が育った環境そのものであり、毎朝のかき混ぜ作業で、自分を再発見し、自己確認し、原点に戻らせる作業なのだ。
こういう「手間」を楽しめる人生でありたい、と思う。
自分で作ったブラジャーはまだ完成していないが、ぬか漬けは最高だ。
- 幸せになる方法
- -
- -
楽しいわくわく朝ごはんの作り方
- 2013.11.08 Friday
- 09:08
毎朝パパのお弁当を作っているが、
定番の玉子焼きに今日はちょっと趣向を凝らしてみた。
その名もズバリ「アメリカンドック風玉子焼き」!!
作り方を紹介しよう。
マヨネーズをフライパンにしき、塩味の卵液を流し込む。
真ん中に魚肉ソーセージを置いて、くるくる巻いてできあがり。
ケチャップを添えれば、THEアメリカンドック風玉子焼きの完成だ。
魚肉ソーセージが半分、あまった。
じゃあ、と思い立ち、2つに切って、子どもたちのご飯茶碗にそれぞれ放りこむ。
パパの弁当のサンマの蒲焼きも少し残ったので、同じように茶碗へ。
その上からご飯を盛ると、魚肉ソーセージとサンマの蒲焼きの宝物がすっかり白いご飯の中に埋もれて見えなくなった。
ひひひひっ(笑)。
食べている途中に宝物がザクザク、である。
洗濯物を干していたら、食卓から2人の歓声が聞こえてきた。
「ママー、ソーセージが出てきたよ!!!!」
大喜びである。
まさに宝物を掘り当てたような満面の笑顔。
朝の連ドラ「ごちそうさん」は我が家で毎日楽しみに見ている番組だが、
美味しいものって、まちがいなく人を幸せにする。
あの笑顔を見て、
「今日も1日、がんばろう」
という元気をいただきました。
ごちそうさまです。
- 子育て
- -
- -
息子の「メロ友だち」
- 2013.11.05 Tuesday
- 07:16
友だちにはいろいろな友だちがいる。
悪さを一緒に企む友だち「悪友(あくゆう)」、
山登りを一緒に楽しむ「山友(やまとも)」など。
メールを通じた友だちは「メル友」だが、
うちの長男は、昨日、趣味の「迷路」を一緒に書く友だちと出会った。
年齢は何まわり上かは定かではないが、
とにかく2人でせっせと迷路を書く。
なにを考えて書いているんだろう??
楽しそう!!
うらやましい!!
息子と一緒に書いているのが、
昨日、明治神宮ピクニックを企画してくれたデザイナーさん。
子供の頃から迷路を書くのが大好きだったという。
メル友ならぬ、息子の大切な迷路友だち、略して「メロ友」ができた。
肝心なピクニックの様子は、飲んだくれてすっかり撮るのを忘れてしまった!
でも、良い作品が完成した。
いいなあー、メロ友。
人生、持つべきものは友人だ。
- 子育て
- -
- -
こころをカタチにする
- 2013.11.01 Friday
- 08:52
先日、コンビニでケーキを2つ買った。
合計480円。
財布に入っていたパンパンの小銭をガシリとつかみ、
とりあえずレジに置いた。
レジの20歳くらいのお姉さんがすぐ、
「あと10円です」
と瞬時に答えた。
すごい!
「数えるの、早いですね!!!」
とわたしが驚いて絶賛すると、
「いいえ、慣れてるんで」
と照れながらとてもすてきな笑顔をこぼした。
素敵な笑顔を見るって、なんてハッピーな気分なんだろう!
相手の「すごい」を言葉にする。
素敵な色のスカート、
髪をキレイに染めて整えたヘアスタイル、
でっぱっていないお腹、
腰が曲がっていない歩き方、
キレイな字、
締め切り通りの上げた原稿、
などなど世の中には「すごい」がたくさんある。
それを言葉にする。
すると相手の笑顔が見られる。
すると自分がハッピーになれる、という法則。
誉めるというと、なんだか相手を持ち上げるようなイメージがあるが、
本当は相手の「すごい」をちゃんと言葉にすること。
ふとこころで感じた些細な「すごい」を頭で変換して言葉にするには、訓練が必要だ。
でも、それだけでハッピーになれる。
- 幸せになる方法
- -
- -