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    喜びと悲しみと生と死

    • 2012.11.30 Friday
    • 09:15
     
     昨日、夕食後にデザートを食べながら息子たちとGReeeeNを聞いていたら小3の長男が、
    「この人たち、死んじゃったの?」
     と聞いてきた。
    「生きてるよ」
     と言った後、ハッとした。
     
     彼らの音楽にはいつも「始まり」と「終わり」が同時に存在する、と昨日のブログで書いたが、彼らの音楽にはまるで、すでに終わってしまった人生を懐かしんでいるような感傷があるのだ。
    「この人たち、死んじゃったの?」
     と息子が感じたのは正しい。

     学生時代に英詩をみんなで読み、自分が感じたことを発表するという「カバちゃん(加畑先生)ゼミ」があり、自分が感じたことを他人に伝えることの気持ち良さを知った。
     気持ちを伝えるのはいかに難しく、いかに楽しくいかに気分がスッキリすることか。
     その気持ちがたとえ喜びでも悲しみでも怒りでも、吐きだすことでスッキリする。
     
     喜びが良くて、怒りが悪いのではない。
     笑顔でいることはとても大切だが、怒りはなくてはならないものだし、怒りが「存在」すること自体、生きていくために必要な感情なのだ。

     自分の感情を否定してはいけない。
     感情は100パーセント正しい。

     このムダな努力をやめなさい、という本を日本マイクロソフト元社長の成毛眞氏が書いているが、
     どんどん妥協せよ。
     人に好かれる努力なんてしない。
     職場では勝ち目のないケンカをしない。
     無理して社交的になる必要などない。
     むしろ、「自分の人生を生きろ」といいたいのだ、と。

     まだ読んではいないが、わたしにとって自分の感情を否定してはいけないに通じる、じつに興味深いテーマである。

     
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      GReeeeN音楽評「GReeeeNは人生そのもの」

      • 2012.11.29 Thursday
      • 10:07
       
       GReeeeNを聞きながら、朝の準備をする。
       GReeeeNを聞いていると、すべての景色が輝いて見える。
       切なくなる。
       なぜだろう。

       彼らのの音楽には、いつも「終わり」と「始まり」がある。
       だから輝いている。

       歯科医になるからという理由で顔を出さず、ライブもやらない彼らは謎だらけだ。
       いずれ音楽をやめるかもしれない。
       だから、いま、音楽を思いっきり楽しもうとしてる様子が伝わってくる。
       すごく音楽が好きだという思いが伝わってくる。

       終わりを意識しているから、すべてが輝いて見える。
       人生そのものではないか。

       人は生まれた瞬間から死に向かって歩み始める。
       いつ死ぬか分らないから、精一杯生きたいと思う。

       
       
       

      ついに真っ白。

      • 2012.11.28 Wednesday
      • 10:22
       
       白。
       白という色はなんて美しいんだろう。
       田舎の雪景色を見た。

       白。
       雪。
       心が洗われる。

       しーんとした気持ちなる。
       髪の毛もだんだん白くなってきたけど、白はこんなに美しい。
       
       白。

       最年少でグラミー賞最優秀アルバム賞を受賞した「世界が恋するシンガー・ソングライター」ことテイラー・スウィフのニューアルバムは「RED」だが、彼女はなんて若くてキレイなんだろう。
       
       赤。
       情熱。
       LOVE。

       白と赤をベースにした日本の国旗は美しい。

      自分の田舎にいつでも戻れる

      • 2012.11.27 Tuesday
      • 04:57
       
      「早く秋田に行きたいな」
       と息子たちはしょっちゅう言う。
       近づきつつある年末の帰省を楽しみしているのだ。

      「早く秋田に行きたいな」
       それはわたしも同じである。
       いまではすでに秋田以外で過ごした時間は秋田で過ごした時間を越えてしまったが、それでも秋田の18年間はわたしそのものだ。

       ほとんど親とは電話で話もしないわたしだが、しょっちゅう秋田の様子をさぐっている。
       それがカフェ・ジータ
       秋田の須川(実家の湯沢の隣り)にあるコーヒー屋さんの田村さんが撮る写真で、秋田の様子を知ることができるのだ。
       しかもその写真はいつでも心に刺さるのだ。

      「早く秋田に行きたいな」
       もうすぐ秋田。
       帰れる田舎があるというのは幸せだ。

      佐野元春の「ザ・ソングライターズ」

      • 2012.11.26 Monday
      • 10:35
       2012年11月26日の日の出は6時27分。
       日の入りが16時29分。
       子供が学校から帰るのを待つ母親の立場になって、日の入りを強く意識するようになった。

       母の立場といえば、ある言葉を思い出す。
       時々わが家で見るテレビ番組、佐野元春の「ザ・ソングライターズ」のゲストで登場した星野源さんの「共感されたくない」という言葉。
       星野源さんは、音楽家・俳優・文筆業・映像ディレクターなど多方面で活躍し、ふしぎな歌詞を書く。

       元春の「なぜ歌詞におじいさんが登場するのか」という質問に、
      「自分目線だと恥ずかしいから」という理由と、
      「共感で人と人が結ばれるのはもったいない」と言った。

       共感とは、他人の意見や感情などにそのとおりだと感じること。またその気持ち。使い方は、〜を覚える。〜を呼ぶなど。
       源さんは「共感されたくない」と言い放った。
       面白い。

       人はまず1人の人「個」として存在し、共感すらまったく覚えることもない他人と共に生きている。
      「共感されたくない」の裏には、共感なんてなくても、ただ自分の存在をわかってほしいという強い気持ちがあった。
       ただお互いに個としての存在を認め合おうよというメッセージが彼の歌にある。

       たしかに、共感を相手に求める必要はない。
       他人の意見や感情などにそのとおりだと感じることなんて「ない」からスタートすると、すごくラクになれる気がする。

       
       ところで「ザ・ソングライターズ」も面白い番組だが、最近わが家では山田孝之主演の「勇者ヨシヒコ」が大ブーム。
       深夜なのでいつも録画しているのだが、貯まった番組を子供たちと一緒に観るヨシヒコ三昧の三連休となった。

       幸せな休日だった。



       


        


      最初で最後のラブレター

      • 2012.11.16 Friday
      • 09:26
       
       他人からどう見られるかを気にしよう。
       
       これが本日のテーマ。
       ここ数年、わたしは「他人からどう見られるかを、いかに気にしないで生きるか」をテーマにしてきた。
       わたしは気にしすぎる傾向にあるからだ。
       だから、今回のテーマはその真逆となる。

       他人からどう見られるかを気にしよう。

       昨日、長男が学校から帰って来ていきなり、
      「ママ、見て!」
       と嬉しそうに2つ折りにされたノートの切れ端をポケットから出した。

       あまりに小さすぎて、手から離して見ないと文字が読めない。
      「どれどれ?……」
       見るとハートマークが書かれたユーゴーへのラブレーターらしい。

      「ユーゴーくんへ
       わたしはあなたのことが好きだよ♡」

       この女の子のことは知っている。
       3年生になってクラス替えがあったあと、ユーゴーの面倒をいちばんよくみてくれた女の子。
       しかも学校で1、2を争う可愛いさなのだ。

       面倒をよくみてくれるというのは、ユーゴーは右手右足がうまく使えないので、給食袋をランドセルにかけたり、袋から物を出したりなどのちょっとした作業に苦労する。
       他人のお手伝いがあると大助かりなのだ。
       しかし、その気の利いたお手伝いというのはなかなかできるものではない。

       他人からどう見られるかを気にしよう。
       つまり他人がどう感じるかを想像することである。

       学校で1、2を争うその可愛い女の子は、ユーゴーがなにを必要としているのかがよく見えている。
       なんて可愛い子なんだろう!

       今朝、いままで何度言っても顔も歯も洗わなかったユーゴーが自ら進んで行動した。
       きっと 学校で1、2を争うその可愛い女の子にカッコ良く見られたいからだ。

       今朝、いつもはパンを2枚は食べるのに1枚しか食べなかった。
       こ、恋わずらい???
      「ダイエットしているから」
       と長男はクールに言った。
       カッコいい!

       他人からどう見られるかを気にするって、とても大切なこと。
       これを言ったら相手はどう思うかをみんなが想像できれば、他人とうまくやっていけるように思う。

       小学3年生、冬。 
       9歳のユーゴーがもらったラブレター。
       もし次にもらっても、きっと照れて見せてくれないだろう。
       これは母が見られる最初で最後のラブレターに違いない。

       

      もうナシでは生きていけない Part2

      • 2012.11.14 Wednesday
      • 09:17
       
       人生が変わることがときどきある。

       新潟に帰ったある正月、ある光景を目にして衝撃を受けた。
       それは、義母がお風呂の壁を雑巾できれいに拭いているシーン。

       衝撃を受けた理由には2つあり、
       1つはわたしにとって義母は非常に面倒くさがり屋の印象だったのでせっせと拭いている姿に驚いたこと。
       1つはお風呂場の壁を雑巾で拭いたことなど、生まれて一度もなかったので、風呂の壁は拭くものだったのかという驚き。

      「お義母さん、毎日拭くんですか?!」
       と聞くと、
      「そうなんだえー。拭かないとカビがすごいからねえー」


       それ以来、わたしも壁を拭くようになった。
       もちろん天井は見て見ぬふり、気が向いた時に月に数回程度。

       そして、ついに生協さんで「浴室の壁・窓ガラスの結露をしっかり絞れる吸水ワイパーミニ」なるものを見つけた。
       1000円足らずの価格だったし、結露にも使えるので無駄にはならないだろうという軽いお試し感覚での購入だ。

       するとどうだろう。
       なんとも素晴らしい拭き心地。
       天井まで届く様子はまるでかゆいところに手が届く孫の手のようではないか。
       以来わたしは毎朝、天井のすみずみまで風呂の壁を拭くようになった。

       するとさらにどうだろう。
       カビが生えない!
       人生が変わってしまった。
       
       わたしはもうこれナシでは生きていけない。
       さっそくアマゾンで購入し、お届け先を義母に指定。
       なんだかすごくいいことをしたような気分でいっぱいだ。
       
       お義母さんの喜ぶ顔が目に浮かぶ。




      「そろそろ突き抜けます!」宣言

      • 2012.11.13 Tuesday
      • 09:11
       
       すみません。
       やっぱり嫌なんです。

       そんなふうに感情が訴えてきたら、遠慮なく断ることにした。
       最近、「?」という3人の人物と出会った。
       その3人とする仕事は、いつもモヤモヤする。

      「遠慮なく断る」と簡単に言うが、いろんなしがらみがあったりする。
       でも、じつはしがらみなんてものはないのだ。
       しかも、モヤモヤしていることにすら気づかないことも多い。

       しかし、やうやく昨晩、そのモヤモヤの原因が解った。
       3人に共通する点とは、

      1 他人の良心をくすぐるのがうまいこと。
        (自分の大変さをアピールするなど)

      2 相手の同情心にスイッチを入れたら、それをどう利用してどう自分が楽しようかという狡猾さがあること。

      3 ちょっとした「パワー」を持っている(仕事の役職に限らず、親なども含む)。

       抱え込んでいたモヤモヤの話をダンナにしていたら、
      「もう突き抜けちゃったほうがいいんじゃないの」
       とアドバイスされた。

       そうなのだ、わたしはまったく突き抜けていない。
       次の仕事の依頼をふいにしたくないとか、相手に悪いとか、そのギャランティがほしいとか、相手がとても大変そうだから自分のできることを協力したいとか。
       以前読んだ斎藤一人氏だか小林正観氏だかの本では「頼まれごとは断らないことで徳を積む」といったようなことを書いていたから、その影響も大きかったのかもしれない。

       でも、 
       すみません。
       やっぱり嫌なんです。

       モヤモヤ感情が入り込んだ仕事は上手くいかない。
       同情心のスイッチで動く仕事はまず上手くいかない。
       相手が大変そうだから自分のできることを協力したいと考えること自体、エゴなのだ。

       感情は100パーセント正しい。
       いい人になろうとする必要はない。
       感情は100パーセント正しいのだから、選択に迷ったら感情に従うべし。

       そろそろわたし、突き抜けますのでヨロシク。


       
       

       

      もうナシでは生きていけない

      • 2012.11.12 Monday
      • 09:55
        
       友人からおすそわけで頂いたかぼちゃで作ったスープ。  
       品種はおそらく「バターナッツ」。ひょうたん形で皮の色がベージュ色、だから皮ごと作ったのに、こんなにも綺麗な色に仕上がった。
       ふつうのコンパクトカメラで夜、蛍光灯の下で撮ったにもかかわらず、本当に美しい色だ。
       子供たちがお皿についたスープをパンでふきふきして食べるくらい、キレイに平らげた。
       嬉しい。  

       じつはこの喜びの根底に、友人知人たちの愛がある。  
       まず最初にあるフードコーディネーターさんが「ブレンダーが1つあると料理の幅がすごく広がるよ」と教えてくれ、ある料理研究家さんが「ブラウンのブレンダーが安くてすごく使えるよ」と教えてくれ、いつも誕生日にプレゼントを交換し合う友人に次はこれが欲しいとメールしたら、なんとさっそく前倒しで(来年2月にもかかわらず)プレゼントしてくれたのだ。 
       この一皿のカボチャスープをわたしが作るに至るまで、さまざまなドラマがある。   

       さて、かぼちゃスープの作り方。
       材料は、カボチャ、玉ねぎ、水、牛乳、塩こしょう

       1 かぼちゃは種を取り除いてひと口大に切り、玉ねぎは薄切りにする。 
       2 厚手の鍋にオリーブオイル大さじ1を入れ、1を炒める。(バターで炒めればコクが出る) 
       3 玉ねぎがしんなりしたら水を加え、かぼちゃが柔らかくなるまで茹でる。 かぼちゃに竹串がすっと通ったら鍋を火から下ろす。
       
       さて、ここで登場するのがブレンダー。  

       鍋にそのまま入れてスイッチオン!
       これでなめらかなスープに仕上がる。
       最後に牛乳と塩こしょうで仕上げする。
      (水と牛乳の割合や塩こしょうの分量はお好みで)

       かぼちゃをじゃがいも、ブロッコリー、にんじん、トマト、栗、桃などにすればあらゆるスープができあがる。

       かぼちゃスープがあまりに簡単にできたので、その感動を夕方、子供たちにお茶しながら話した。
      「このブレンダーってやつはね、いままでママの人生には存在しなかったものなの。
       だって今までコレがなくても料理ができていたからなくてもいいかな、と思っていたけど、
       もうママはコレなしでは生きていけないよー」

       その時、隣室からやって来たパパが、
      「えっ? なにがないと生きていけないだって??」
       と興味津々に顔を出した。
       せっかくなので、
      「パパだよ」
       と言ったら、頬を赤らめた(笑)。

       次はコレで自家製マヨネーズに挑戦する予定です。
       

       

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        スープ月間始動

        • 2012.11.09 Friday
        • 09:11
          
         スープが好きだ。
         これは大根の葉とレンズ豆入りスープ。出汁に玉ねぎの皮を使用。

         好きすぎてラーメンのスープをぜんぶ飲み干すという内容のブログを以前書いたが、ついに結婚12年目にして洋風スープ皿を購入し、いま朝昼晩3食、スープが食卓に上る日々が続いている。
         
         これを飲んでから食事をスタートすると体が温まって(カフェ系用語で言うなら「ほっこり」するので)、食事の満足度がアップする。

         さて、たとえばミルク系。いわゆるクリームシチューと言われるものだが、市販のルーなど使わなくても小麦粉でとろみをつけ、少量のベーコンを炒めて旨味をだして玉ねぎとキノコなどをたっぷり入れれば濃厚なスープに仕上がる。
         コンソメスープの素があると便利。
         

         中華系なら、ギョーザの皮で包んだ鶏ひき肉をつるんと入れ、ワカメ、豆腐を入れていただく。
         味華(ウエイファー)や中華スープの素、鶏ガラスープの素などがあると便利。

         使うアイテム次第でベトナム風、イタリア風、トルコ風、和風、インド風など幅広く作れ、大根などの和風食材が意外にインド風やクリームシチューに合ったりするから面白い。

         あらゆる野菜、豆、ショートパスタ、ニョッキなどがスープの具になる。

         ボリュームアップで使うと便利だなと思うのが、茹でこぼしせずにそのまま使えるヌードル。たとえば春雨、米麺、パスタ。
         あとはポテトフレーク。とろみがつく。
         乾燥レンズ豆が1袋あれば、ストックもきいて、10分ほど煮込めば食べられる。

         2012年はわたしのスープ研究の元年。
         いろんなスープに挑戦していこうと思っている。
         楽しみにだだ。



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