ついに貯金が「0」に!!!?
- 2011.10.28 Friday
- 13:10
小学校で合唱部とバスケと新体操をやり、
中学校ではスキー部に入り、夏は陸上部でトレーニングし、
高校ではハンドボール部に入った。
ずっと体育会系で育ってきたが、じつは私、運動はめちゃくちゃ音痴である。
なぜ運動部に入ったんだろうか?
自分でも謎である。
とはいえ、逃げ足は早い。
鬼ごっこで、直線を走ったらすぐつかまえられるが、ゴミバケツがあったり、リヤカーが飛びだしてきたりするような裏路地や雑踏を逃げたら、まちがいなくジャッキー・チェンばりに逃げ切れる、と私を勇気づけたある思い出がある。
陸上部と一緒の夏のトレーニングでは、足のめちゃくちゃ速い佐藤悦子にいつも200メートル走で大差をつけられ、屈辱を味わい続けてきた。
彼女はいつも気持ち良さげに風を切って走り、早々に着いたゴールでドタドタと走ってくる私を振り返って見ていた。
しかし、中2の体育祭での競技種目「障害物競争」で、なんとその佐藤悦子に勝ったのだ。
早々にゴールして振り返ると、私が軽々と走り抜けた平均台の上を彼女はまだヨロヨロふらふら歩いているではないか!
人には得意不得意がある。
人間はいつでも敗者であり、いつでも勝者にだってなれる。
体育会系で鍛えられたお陰で体力がついた。
ハンドボール部でも肩が強くなって、背筋が鍛えられた。
しかし、ついに学生時代に貯めた筋肉の貯金がなくなってしまった!
それが今回の「ぎっくり腰」である。
「背筋が弱っているのが原因です。筋トレを今から始めて効果が現われるのは1年後。がんばって続けてみてください」
と先生が言う。
「1年後!!!」
「はい。1年後です。貯金がある人でも半年後。貯金がない人は1年、いやそれ以上かかります」
えーーーーっ!!!
私の筋肉の貯金はついに「0」になってしまったのか……。
ショック。
100歳になられた日野原重明先生のコラムによると、「40歳を超えると筋肉は年1%ずつ萎縮し、70歳を越えると筋肉は全盛期の70%以下に減る」という。
また、あるデータによると、1日寝たきりになっただけで0.5%の筋肉が萎縮する。つまり2日寝たきりになれば1%。1年分の老化に相当するのだ!
コツコツ蓄えて老後に備えるのは、お金だけじゃない。
1年後、どれだけ貯められるか楽しみである。
しかも私は障害物に強い!
障害物だらけの私の人生、筋トレを続けていれば、なんとか乗り切れそうだ。
- からだ
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いったい何から手をつけていいのか!?
- 2011.10.26 Wednesday
- 09:50
新しいことを始める時、いったい何から手をつけたらいいのかわからない。
たとえば英語。
単語からスタートするか、英字新新聞をとるか、スクールに通うか、外人と友だちになるかなど選択肢は無限にあり、いったい何から手をつけていいのかわからない。
ベランダ菜園も同じ。
苗からがいいのか、種からがいいのか、どんな野菜を今の時期に育てられるのか、土は、水やりは、害虫がきたらどうしたらいいのかなど、いったい何から手をつけていいのかわからない。
考えていると、面倒くさくなってくる。
うちのダンナの場合は、考えすぎるタイプなので、きっとこんな時は始める前に面倒になって挫折してしまうだろう。
そういう私も挫折しそうだ。
だって、何から手をつけていいのか本当にわからないんだもーーん!
でも、かならず何か手がかりはあるはずだ。
私は、かつで「やってみたい」と思ったことに1つ1つ挑戦してきた。
梅干しづくり、味噌作り、自家製パンは、始めて3年になる。
実は、始めるまでがいちばん大変だった。
でも始めてしまえば、なんのことはない、非常に簡単である。
これらの挑戦から学んだことは、「気負わないこと」。
最初から完璧を目指さず、テキトーに「とりあえず始めてしまう」こと。
そうか!
野菜作りも気負わないで、とりあえず始めちゃえばいいんだ!
ということで、まずは次男の大好きなブロッコリーから。種を蒔き、スプラウト(新芽)あたりからはじめ、間引きして食べながら、大きな株に成長したら儲けもん、ぐらいの気持ちで始めてみようか。
あー、ちょっと気がラクになってきた。
でも、まだブロッコリーの種って、蒔けるのかな?
あー、また不安になってきた。
不安に押しつぶされそうになった時に、よく自分に問う。
自家製の梅干しを食べてみたくはないか?
食べてみたい!
自家製の味噌を食べてみたくはないか?
食べてみたい!
焼きたてホヤホヤの自家製パンを食べてみたくはないか?
食べてみたい!
自家製の野菜を食べてみたくはないか?
食べてみたい!!!!!!
不安よりもやっぱり食欲が勝ちそうだ。
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ワクワクを見つけた!
- 2011.10.25 Tuesday
- 10:10
「ゴミを土に返す発酵作業」を始めてから1カ月が経つ。
毎日出る生ゴミは大した量ではないが、バナナの皮、玉ねぎの皮などちびちび溜まって1週間も経てば、結構な量になる。
いかにゴミが出ていることか!
いちばん多く出るのは、我が家の場合コーヒーかすと茶殻。
でも、今ではこれらすべてが土に返っていく。
あー快感。
土の熟成も始まってまもなく1カ月。
そろそろ土ができあがる頃だ。
ほんの1回、興味本位面白半分で受けた講習会。
これがきっかけになって、以下のような段階を踏んで今に至る。
1)生ゴミ(果物や野菜の皮など)が持つ恐るべきパワーを知る
2)生ゴミを減らす工夫が日常のなかであたりまえのように行なわれるようになった
3)野菜の皮を食べるようになった。
4)きちんと熟成した土に育てれば虫がつかないことを知り、生ゴミを利用してベランダで土を作る作業を実際にスタート
そして、次なる段階は、ついに野菜作り!
講習会に参加して約1カ月で、こんなにも大きく生活が変わった。
ネットでいろんなベランダ菜園のページを見ていたら、みんなパクチー(香菜)やらブロッコリー、ホウレンソウ、スナップエンドウ、カブ、パプリカなどを見事に育てているではないか!
あーワクワクしてきた。
ワクワクを見つけるのは、結局自分だったのか。
生活を変えるのは結局自分だったのか。
でも、変えようと思ったのは、抜け毛や歯周病など自分の体にガタが来ているのをものすごく感じたから。
体の不調って、悪ことばかりではないんですね。お陰でいろんな「気づき」を体験しました。
あー、自分で作った野菜、早く食べてみたいなー。
「家でパンを焼くあこがれ」が実現したホームベーカリーしかり、「あこがれ」が現実になる瞬間が必ず来る。
ワクワク。
- 幸せになる方法
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腰痛の改善方法は動くことでした
- 2011.10.20 Thursday
- 19:19
今週月曜、朝、8時30分。
ぎっくり腰になった。
昼になってなお、痛みが激しくなって行きつけの整体に連絡したところ、
「温めて動かせる範囲で動いてください。
普通、病院に行くと、冷却し、安静を強要されますが、動くことで癒着を防止し、改善を促します」
というアドバイスをもらった。
すぐに見てもらいたかったが、いつもの先生とスケジュールが合わず、お弟子さんの伊藤さんに木曜日に診てもらうことになった。
火曜日、ときどきズキーンと痛みが走る。
歩く時もそっと。
ホットタオルの温湿布をしながら、体操をする。
水曜日、たまにズキッとくるがだいぶ動きがスムーズに。
英語のレッスンで、控えめに子どもたちと一緒に踊ることもできた。
ホットタオルの温湿布をしながら、体操をする。
本日、木曜日、料理撮影に朝から出かける。
「大丈夫ですかぁ? 普通、ぎっくり腰になると1週間は動けないって聞くけど!?」
と驚愕される。
安静にしていたら、こんなふうには動けなかっただろう。
イスに座って仕事した時間が長いほど、固まって歩くのが困難になる。
痛みは動かず安静にして我慢していると、耐性ができて、脳で痛みをブロックし、痛くても脳が感知しなくなるらしい。
動くこと。
体を温めること。
それがいかに大切か!
それを身に沁みて感じたぎっくり腰体験であった。
ぎっくり腰ちゃん、ありがとう。
午後、撮影を早めに抜けて行った自由が丘の整体では、ぎっくり腰に効くという体操を教えてもらって体全体をゆるめ、1時間以上の体操を行なった。
ゆるめたあと、10分程度の施術を行なうだけ。
そう、お願いします、治してくださいといったわらにもすがる他力療法ではなく(今回はかなりすがったが)、結局は自分で治す自力療法なのだ。
体がポカポカしてきて、だいぶラクになった。
整体の伊藤先生、ありがとう。
来週は師匠・日野先生にあらためて診てもらうことにします。
ちなみにここの整体は「背骨コンディショニング」といい、長男が1歳の時に右手右足がうまく使えずに、どこの病院からも療育センターからも「原因不明のマヒ」と突き放されてショックを受けていた時、ある人から紹介されていった場所。
なんと日野先生は、正置ではなかったずれた肩・股関節・仙骨などの全身の骨を正しい位置に修繕してくれた先生である。
あの時は、先生が神様に見えた!
西洋医学の病院では、息子の体にただの一度も触らなかった。
でも、日野先生は全身の骨を1つ1つチェックしてゆがみを治してくれた。
だからぎっくり腰になっても、病院には行かない。
どうせシップや電気を当てる対処療法でしかないだろう。
私はこれからも自力療法で突き進みます!
- からだ
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ぎっくり腰は、からだからのお知らせ
- 2011.10.19 Wednesday
- 05:43
最近「からだ」のことが妙に気になっていた。
歯のこと。
髪の毛のこと。
お肌のこと。
食事のこと。
おそらく本能的に、からだにガタがきていることを感じていたのだろう。
昨日、自転車の後ろにチビを乗せようと抱き抱えたら、
きた。
あっ!
その場にうずくまったはいいものの、腰が抜けたようになって、立とうとすると痛みが走ってなかなか立てない。
これがぎっくり腰か!
ついにやってしまった。
自転車はこげた。
なんとか歩くことはできた。
イスに座って仕事もできた。
ところがイスから立った途端、痛みが走り、腰が固まっておばあちゃんのような歩き方しかできない。ヘソから下の下半身がリンボーダンスのバーをくぐるような形になった歩き方、といえば少しはイメージできるだろうか。
だんだん痛みもひどくなり、私はこのままおばあちゃん姿勢になってしまうのだろうか、と不安になり行きつけの整体に電話した。
すると、ぎっくり腰になったときの適切な応急処置、対処法を教えてくれた。
「ぜったいに冷してはダメです。
濡らしたタオルをビニール袋に入れて電子レンジで1分ほど温めたホットタオルを腰に当ててください。
なにもしなくても筋肉が緊張して強張っているので、動く時はそっとやさしく。
でも、動かさないとそのまま癒着して固まってしまいます。
痛みがない程度に、ひざ倒しなどの運動をしてみてください。
じつは今日、ぎっくり腰の人をすでに3人診たんですよ。
春と秋になりやすい傾向があるのですが、今年は異常に多いですね」
腰は、からだの「要」(かなめ)。
腰が痛いと、なにもできない。
モノをとること。布団を敷くこと。フライパンをとること。靴下をはくこと。
手の作業だけでできるかな、と思って何かをやるたびに腰に痛みが走る。
人間が生活していくすべての動きに腰が関わっているのだ。
今回それがよーくわかった。
ぎっくり腰は筋力の衰えが原因である。
ぎっくり腰は、「あなたの筋肉は、自分が思っている以上に衰えているとを自覚しなさい。だから、からだをよく動かして、筋力を強化しなさい」というからだからのメッセージ。もっと言えば警告。
横たわって痛みにうんうん唸りながら、「はいはい、わかりました。サボらず筋トレします!」と、今度こそ本気で心を入れ替えた次第である。
腰痛とは無縁だった私が、まさかぎっくり腰になるとは!!!
なんだかこの経験で、「無縁」のことはないんだな、と思った。
ところでこの痛み、何かに似ている。
よくよく考えたらと「出産」。産む時に腰がメリメリと来る感じにそっくり!
思わず腰に走った痛みに、
「生まれるうーーー!!!」
と叫んでしまった私でした(笑)。
生みの苦しみ。
何を生むんだろう?
まちがいなく私は、新しい自分へと生まれ変わろうとしているようだ。
- からだ
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近所で叶えたハワイ旅行
- 2011.10.17 Monday
- 10:59
先週末(土)(日)、近いけれど遠い、1泊2日のハワイ旅行に行ってきた。
そこへは、自転車で行ける。
パスポートも要らない。
時間や空間、常識といったしばりがいっさいなく、とにかく自由になれる場所。
それは、次男コーダイのお友だちMちゃんの家。私が住む狛江にある。
近いけれど遠い理由は、完全に日常から解放されて、体も心も芯から癒されるからだ。
Mちゃんママは、私と同じハワイ好きで、家の中はどこもかしこもトイレの中までハワイアンな雰囲気が漂っている。椰子の木がリビングで茂り、インテリアは亀・椰子の木・ブーゲンビリアといったモチーフだからけ。
あ、ここにも亀、あ、そこにも亀!
しかも、ハワインアン・スピリッツと言われるおもてなしが満載なのだ。
裸ひとつでMちゃんちに出かけると、着替えも食事もすべて用意してくれて、しかも洗濯までやってくれる。食べたいものを買ってきて、台所で一緒に料理したり、一緒にお昼寝したり、子どもたちを風呂に入れてくれたり、近所のお祭りに出かけたり。
パパも私も大喜び。
子どもたちはもっと大喜び。
我が家の素晴らしい思い出となった。
「モノより思い出」とはよく言ったもので、思い出があるからこそ、人は強くなれる。
そして、亀だけではなく、至る所にあるのが、亡くなったMちゃんママの長女まゆちゃんのの写真。
あ、ここにもまゆちゃん、あ、そこにもまゆちゃん!
棚の上、壁、目覚まし時計の中など、介護ベッドの上のまゆちゃん、呼吸器をつけたまゆちゃん、他のお友だちと一緒に写っているまゆちゃん……と、5歳で亡くなるまでの写真があちらこちらに飾られている。
もしユーゴーが、もしコーダイが死んだら、私もきっと同じように写真を飾るだろう。なぜなら、一緒に過ごした時間は宝物であり、決して忘れたくない大切な思い出だから。その思い出があれば、くじけそうな時でも強くなれる。
写真を見ていると、切なくなって涙が出てくる。
きっと介護で大変だっただろう。
きっと床ずれ防止に夜中に数時間置きにやる寝返りも大変だっただろう。
でも、涙が出てくるのは大変さへの同情ではなく、胸がいっぱいになって、自然に涙が出てくるのだ。
これが感動というものかもしれない。
大変な経験すべては、Mママにとっての宝物。
体は弱いけれど、早く死んじゃったけど、素晴らしい娘を授かって、かけがえのない宝物を持っているから、彼女のおもてなしは人を癒すのだ。
Mママのあのホスピタリティーは、人を心から癒す本物の愛。
与えても与えても減るどころか、どんどん溢れてくる。
愛は底なし。
あげればあげるほど、愛は増えていく。
思い出をこれからもたくさん子どもたちと一緒に作りたい。
我が家はハワイにまで行かなくても、いつでもハワイに行ける。
そこにはいつでも時間や空間、常識といったしばりがいっさいない自由になれる場所があるのだから。
この出会いがあったのもすべては息子がいたお陰。
息子たちよ、ありがとう。
- ホンモノの自由
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ついに歯からの膿が止まった!?
- 2011.10.14 Friday
- 10:37
次男のコーダイを産んだ時に腫れた歯ぐきが治らない。
11月に4歳になるので、もう4年も前になる。
歯磨き粉を変えた。
効くと言われるアロマオイルを塗った。
歯ぐきマッサージをやった。
歯ブラシを変えた。
さまざまなことを試みたが、治らない。
腫れたあとにずっと膿が出つづけていたが、最近になってずいぶん歯ぐきが引き締まり、まだ少し膿が出ているとはいえ、やっと快方に向かい始めた気配を感じる。
何か変えたっけ??
あっ、最近変えたことがある!
何を変えたか?
それはご飯である。
玄米や黒米などの雑穀を混ぜたご飯を食べるようになった。
先日、長男のユーゴーが「白いご飯が食べたい」と言うので、久々に白メシにしたら、食べたらあまりに歯ごたえがなく、あまりにふにゃふにゃとしたスカスカ感があり、あまりに食べたあとの満足感がなくて驚いた!
玄米100%を毎食卓食べる自信はないが、白米に雑穀を混ぜるのなら簡単だ。
しかも、2割ほど混ぜただけでも、白米に比べて食後の満足度がぜんぜん違うのだ。
膿が止まったということは、免疫力だってアップしているはずだ。
ということは、体内環境もよくなっているにちがいない。
いま本物の健康を手に入れるために、さまざまなことを実験中。
髪はシャプーせずに、温水シャワー。
体も石けんで洗わない。
頭の地肌をよくマッサージするように髪をとかすようにし始め、櫛をブタ毛に変えた。
白米は雑穀入りに。
良いかもしれないと感じたことは、どんどんおそれず実験してみる。
えーーっ、と思えることもおそれず実験してみると、その効果がみえてきて面白いものです。
- からだ
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獲物を狙うハンター
- 2011.10.13 Thursday
- 09:56
すごく忙しく働いているのに、その忙しさをまったく感じさせない人がいる。
よく食べ、よく眠り、よく働き、よく遊ぶ。
このエネルギーはいったいどこからくるのだろう、とずっと不思議に思っていた。
じつはその秘密は「自由」にあった!
と『老けない人の免疫力』安保徹先生の本を読んで気づいた。
「同じ仕事をしていても自分に裁量権のない人の場合は、心の苦悩が加わり、やつれやすく病気を引き起こしやすい体質になります。私自身も、教授になるまでは結構キツイ時期がありました。なってからの方が仕事量も増えるし責任も大きくなるわけですが、自分が先頭に立つということは、自らで決定を下せる自由度もあるため、心もバランスは保ちやすくなってきたように思います」
(『老けない人の免疫力』より抜粋)
何を食べるか、何を食べないか、誰と遊ぶか、いつ寝るかなど、毎日の生活の物事を決めるのは自分自身である。
あくまでも自分。
つねに自分。
私たちはだれでも自由なのである。
たとえ子育て中だろうが、姑と暮らしていようが、親と暮らしていようが、「選択権は自分にある」ということにさえ気づけば、自由になれる。
仕事も同じようにできればいいのだが、上司や会社からの指示でやらなければならないことには不満が募りがちだ。
でも、「自分が上司だったら」「自分が社長だったら」といった裁量権を持つ人間になったつもりで仕事すれば、仕事の意味も見えてきて少しは愚痴は減るかもしれない。
とはいえそんな私も若い頃は愚痴ばっかり言っていた(笑)。
旅行に行っても、添乗員の後ろに着いて行くのではなく、自分の行きたい場所へ好きな時に好きなように行動するのが好きである。
強制されるのがとにかく嫌い。
ただのわがままと言えばわがままである。
自分には裁量権がないと嘆くのではなく、どの部分に自分の裁量権があるかを数えてみる。そして、次に獲得したいと思う裁量権に狙いを定め、自分の裁量権をどんどん広げてみる。
それは「自由」という獲物を狙うハンター。
そう、私はつねに自由を狙うハンターである。
だから私は自由である。
……という自己暗示をかけながら、人生を思いどおりわがままに生きようという魂胆である。
- 幸せになる方法
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夫婦のブログ、始めました。
- 2011.10.12 Wednesday
- 10:50
書け書けと言って、丸2年。
やっとダンナがブログを書き始めた。
一人では寂しいらしく、というか、なかなか始められないので、まずは私がきっかけづくりをする。だから「夫婦のやりとり」という形式でのスタートだ。
その名も「智一ブログ」。
よかったら是非、のぞいてみてください。
テーマは、「文章」です。
ちなみに、ダンナはいろんなことを読みとるのがうまい。
私が会った人の名刺をみて、その人の核心をずばりと言い当てる。
どうやって読みとるのか?
どうやってそれを言葉にするのか?
ぜひ、ブログで伝授してほしいものである。
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野菜の「生長点」を食べる
- 2011.10.11 Tuesday
- 09:59
私はナスの漬け物が好きである。
しかも、ナスのヘタが特に好きだ。
えっ! ナスのヘタって、食べられるの??!
そうなんです。
ここは、ナスが成長するために必要なパワーがギュッと凝縮された野菜の「生長点」。栄養も豊富だ。
そうか、だから好きだったのか!
と、野菜の生長点を本で知った時に、自分が好きだった理由がわかった。
私はラーメンが好きである。
しかも、スープが特に好きだ。
えっ! ラーメンのスープって、体に良くないんじゃないの??!
そうなんです。
ラーメンのスープは、玉ねぎ、ニンジン、セロリの葉など、くず野菜といわれる通常捨てられてしまうミネラルたっぷりの部分が出汁として豊富に使われ、煮干しやいりこなども入っている。
だから好きだったのか!
自分の体に不足しているものを食べると、人間はすごく美味しく感じられるらしい。
「体がいま、すこし疲れていますよ」
「食事が乱れていますよ」
「そろそろちゃんとした生活をしましょうね」
と教えてくれるものがある。
それが味覚だったり、食べたいものだったり、体調の不調だったり。
私はどちらかというと疲れやすく、貧血もあり、生理不順で、子どもを生むことができるだろうかと不安を抱えながら結婚した。
結婚後はダンナと一緒に不妊治療をし、人工授精の末にユーゴーを授かった。
どうやったらちゃんと妊娠できる体になるのかを、食事、生活習慣、女性ホルモン、低体温をといったさまざまな角度から自分の体を見つめ直した。
若い頃は徹夜、深夜の食事はあたりまえで、生活はめちゃくちゃだった。
いま思えば、生理不順は、自分の体や生き方、考え方を見直すためのサイン。
「そろそろちゃんとした生活をしましょうね」と教えてくれていたのだ。
ありがたい。
いまではすっかり生理が順調になり、しかも2人目は奇跡的に自然妊娠した。
体って、なんて正直なんだろう。
『免疫革命』の安保徹先生は言う。
湿疹、炎症、発熱は、体からのサイン。
これを薬で抑えても根本治療にはならない。
「生き方」そのものを変えなければならない、と。
生き方を変えるのは、なかなかできるものではない。
私の場合は、会社を辞め、2人目を妊娠したときから「生き方」を変える作業が始まり、いまで5年目。
まるまる4年の年月をかけて、すこしずつ生き方が変わったきた。
食事、生活リズム、睡眠といった生活習慣は意外に変えるのは簡単だった。
でも、「考え方」を変えるのには、それなりの時間がかかる。
あるものに対して「正しい」と思っていたそれまでの自分を、ある意味、否定することから始めることになるからだ。
でも、頑固になってはいけない。
そんなことわかっているけど、なかなかできない。
じつはいまずっとサインを出し続けている体の部位がある。
それが、歯。
体調がいまひとつのときに、かならず歯ぐきが腫れる。
これはどんなサインなの?
どこか頑固になっている部分があるのではないだろうか。
5年目を向かえ、いままた新たに自分の生き方を見直している。
これにもし、もし気づいたら、まちがいなく元気な50代を過ごせるような気がしている。
- からだ
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