吃音はなおるんだ!
- 2011.07.29 Friday
- 10:22
今、学校の教育支援会議に行って来た。
文科省によると、教育支援会議とは「障がいのある児童生徒一人一人の教育的ニーズを把握し、それに対応した適切な教育・支援を行なうことを目指し、平成十九年度からスタートしたもの」だそうだ。
そう。うちの子には障がいがある。
生まれた時から右手右足がうまく使えず、
CTスキャンやMRIで検査しても異常が見つからず、最終的に脳性マヒの診断が下った。
診断されたのは、小学校入学直前。
原因不明のまま世田谷区大蔵にある成育医療センターに小さい頃から通っていたが、「リハビリ科」に新しく来た先生が「脳性マヒ」の診断を出し、歩くのに大きな助けとなる「装具」も作ってくれたのだ。
その診断のお陰で、10万円以上もする装具の補助金も下り、
なにより装具をつけることによって、息子の筋肉が発達した。
それまではずっと装具をつけることに抵抗があり、
成長期の子供の足を固定してよいものだろうかという不安と、
見た目がいかにも障がい児に見えてしまうことへの不安があった。
しかし、装具によって、「かかと」から着地し「つま先」で蹴り上げるという普通の人が歩くうえであたりまえのようにやっている運動を装具が補ってくれる。
お陰で歩くために必要な筋肉が発達し、装具なしの時でもずいぶん上手に歩けるようになった。
なにより装具をつけたことで私自身、息子の障がいときっちり向きあう覚悟ができた。
今まで原因不明とされてきた子供に「脳性マヒ」の診断を下すのは勇気がいったことだろう。
それを親が受け止められるかの問題もある。
でも、すべてのタイミングがそろった。
リハビリ科の先生に感謝。
装具に感謝である。
さて、吃音だが、今日の支援会議に出席したのは、担任の先生と副校長先生。
今なにか抱えている悩みはないか、
子供の様子はどうか、
これから学校側でもっとできることはないかなど、
おたがいに話し合えた有意義な時間となった。
そもそもうちの子に支援なんていりません。
保育園時代はそんなふうに息子の障がいを頑なに拒んできた。
ほとんどのことはちゃんと自分でできるし、
第一うちの子は障がいなんかじゃありません。
でも、学校側が息子のためにわざわざ時間を作って「障がいのある児童生徒一人一人の教育的ニーズを把握し、それに対応した適切な教育・支援を行なうことを目指す」のは、とても素晴らしいことだ。
装具を拒んでいた頃の私だったら、きっと支援会議も拒んでいただろう。
自分が素直にならないと、このような機会を得ることができない。
素直という言葉の意味が、またひとつ理解できたようだ。
この会議で副校長先生がとてもいい話をしてくれた。
正直に素直に、副校長先生は自分の生い立ちを話してくれたのだ。
その話を聞いていたら、涙がでてきた。
泣くつもりはまったくないのに、なぜか涙があふれてくる。
これが感動というものなのか。
その話とは、
副校長先生も小学生のころにひどい吃音に悩まされたこと。
話したいこと言いたいことはたくさんあるのに、みんなの前でうまく話せなかったこと。
吃音をみんなにイジメられたこと。
保育園にも幼稚園にも行かずに小学校に上がったため、友だちからひどいイジメにあったこと。
昆虫が大好きで毎朝、学校に行く前近くの森で蝶になるサナギを何時間も見続けたこと。
その経験を吃ることなく話してくれた。
私が感動したのは、
話の内容そのものより、自分がイジメられた経験を私に話してくれたその正直さにあるのかもしれない。
吃音の息子を持つ母親の助けになればという副校長先生の気持ちを、私自身が素直に受け止められた。
だから感動したのだろう。
副校長先生に感謝。
教育支援会議に感謝である。
吃音はなおらないと聞かされてきたけど、副校長先生のようになれるんだ!
たとえ息子の吃音がなおらなくても、希望の光が見えたことがなにより嬉しかった。
副校長先生はどうして先生になろうと思ったんだろう。
その質問はしなかったが、答えはわかっている。
自分の経験したつらい思いを教育の現場で生かそうと思ったのだ。
副校長先生。
先生の経験は、ちゃんと教育の現場で生かされています。
私は、副校長先生のお陰で、息子を育てる勇気をもらいました。
たとえ吃音があっても、副校長先生のように社会貢献できる人間になれるんですね。
副校長先生、ありがとう。
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主婦ってカッコいい
- 2011.07.28 Thursday
- 13:58
子育ては、忙しい。
会社勤めの頃は、生後六カ月から息子を保育所に預け、
朝はバタバタと保育園に送り出し、メイクも適当に会社へ出向き、
夜はなるべく手のかからない夕飯を髪をふり乱しながら準備し、
お風呂を済ませたら、添い乳をしながら九時に就寝。
いわゆる典型的なワーキングマザー。
私があこがれていた主婦は、
午前中は子供と一緒に公園でのんびりと優雅に散策し(よくこんなふうに散歩させている親子を見たから)、
昼は手作りランチで優雅な昼食を満喫し(子育て雑誌で見たから)、
食後は子供と一緒に優雅にお昼寝をして、
三時のおやつは食品添加物ゼロのママの手作りオシャレおやつを優雅に食べ(子どものころからのあこがれだった)、
夕飯はママの手の込んだ特製ディナーを優雅にエンジョイ(テレビのドラマで見たから)!
ところが、育児は常に24時間体制。
夜泣きはするし、昼間は寝ないし、ご飯をめちゃくちゃに散らかすし、何をしでかすかわからないチビと、公園でのんびりお散歩どころではない。
併せて小学校に上がった兄ちゃんの宿題を見たり、PTAの活動があったり、とにかく忙しくて優雅どころでではない。
テレビも雑誌も全部ウソっぱちのハリボテ世界。
主婦って優雅じゃなかったのか!?
主婦になってよくわかる。
反面主婦は、忙しいなかにもヒマな時間ができちゃったりすると、
「私は子供に振りまわされているだけで、社会に取り残されているのではないのか? 私の人生、本当にこれでいいのだろうか?」
と悩みがちになる。
主婦はいろいろ大変だ。
でも、でも、主婦の自分が大好き!
主婦バンザーイ。
子供を前と後ろに乗せて、スーパーで買い込んだ大量の食料をカゴに積んで自転車をこいでいる現実の主婦を見ると、優雅ではないがすごくカッコいいと思えるようになった。
雑誌で見た主婦でもなく、ドラマで見た主婦でもなく、この現実の姿の主婦がカッコいい。
子供の頃は、そんな姿にまるで魅力を感じなかったが、今はすごくカッコいいと思う。
主婦バンザーイ。
主婦って、すごい。
主婦って、カッコいい。
※ここで言う「主婦」にはもちろん働くママも含まれます。
- 子育て
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やっと蝉の声
- 2011.07.27 Wednesday
- 06:43
この夏は、どうも夏らしくない。
先週末にやっと蝉の声を聞いた。
梅雨明け前後に、太陽が照りつける夏らしい天気がつづいたが、
この感じ、夏じゃない。
風が妙に爽やかで、お盆に秋田の田舎に帰った時のような涼しげな雰囲気。
季節がいつもより早く進んでいるのかもしれない。
きっと今日は夕方から雨になるだろう。
新潟の十日町に豪雨注意報が出ている。
十日町に住む私の友人、雨、だいじょうぶかな。
来週は子供たちと江ノ島の海に行きたいと思っているのだが、
来週こそ本物の「夏」がやってくるといい、と思う。
やっぱり夏は夏らしくなきゃ。
早く蝉時雨を聞きたいものだ。
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理想を捨てると「ゆとり」が生まれる
- 2011.07.25 Monday
- 13:37
今日から「夏の集中4日間レッスン」が始まった。
子供向け英語教室の夏のキャンペーンのひとつだが、
この「夏4レッスン」は、
一学期のレッスンをギュギュッと凝縮したもので、
二学期からレッスンを始めたいと思っている子供たちが、スムーズに参加できる内容だ。
今日の朝イチのレッスンは、2・3歳児の九時四〇分スタート。
貸し教室の設営と準備と掃除(床の拭き掃除、玄関まわりの掃き掃除)を考えれば、家を八時半に出ないと間に合わない。
出かけるまでに、
兄ちゃんが小クラで食べる弁当を作り、
洗濯物を干し、
チビを保育園に送り届け、
自分の着替えとメイク、
今日のレッスンの準備をする。
おかげで出かける前は大忙し!
本当は風呂掃除もやっておきたかった。
兄ちゃんに夏休みの宿題もやらせておきたかった。
しかし、
理想にこだわるな。
ロッククライミングのように、
目先のことから一つずつ!
と自分に言い聞かせ、「風呂掃除」という項目をリストから一つ外したら、
なんと逆に心にゆとりができた。
そのゆとりのお陰で、兄ちゃんに朝ドリルをやらせ、
親が見てあげないとすぐ間違える苦手な宿題「筆算」をやらせることができた。
自分の理想を捨てた瞬間、限りなく理想的な状況が手に入った。
風呂掃除にこだわって完璧を求めていたら、
時間的にも、風呂掃除と息子の宿題の両方ともできなかったにちがいない。
理想やこだわりを捨てると、理想に近づく。
理想は要るけど、要らない。
なんという矛盾。
なんという真実。
ところで、夏のキャンペーンを開く目的だが、「夏4レッスン」のキャンペーンで教室の存在を知らしめること。
そして、二学期からの新規入学生を獲得すること。
つねに積極的にキャンペーンをして教室を宣伝していかないと、
新規顧客を獲得するのは難しい。
先日開いたネイティブ講師との親睦会もしかり。
これもキャンペーンの一貫で、嬉しいことに体験レッスン後、入学に至らなかった子供の親から、「子供が参加したいと言っているので是非!」という連絡があった。
いま12名の生徒がいるが、さてさて来年には何人になることか。
ご存知誰もが知る有名なレジャー施設「TDL(東京ディズニーランド)」でさえ、次々に新しいキャンペーンを打ち、年間通じて宣伝活動を怠らない。
夏休みに入って、テレビでTDLの特番を見るたび、
その積極的な宣伝活動には圧倒される。
放っておけばお客さんがワンサと来るであろうTDLでさえ、宣伝活動を怠らない。
であるなら、ほとんど知られなていない我が英語教室は、こまめにコツコツとキャンペーンを打っていかねばなるまい。
理想にこだわるな。
ロッククライミングのように、
目先のことから一つずつ!
残すところ夏のレッスンは、あと三回。
これが終われば、私の本当の夏休みがやって来る。
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おいしい持ちより、ありがとう。
- 2011.07.23 Saturday
- 09:39
昨晩は、Mちゃんちとのパーティー。
私が忙しいだろうと、ツマミはお願いだから作らないでいてほしいという。
彼女の言葉に甘えて、Mママの好きな「レタスのナムル」だけを作り、
彼女の好きな「キムチ」を買い、
自分の好きな「ブルーチーズ」を買った。
このツマミ、どれもこれもMママの好物だが、
どれもこれも私自身の大好物でもあり、
ナムルもキムチもブルーチーズもダンナが嫌いで普段は我慢しているものばかりなので、彼女と思う存分食べられる!
彼女が作って持って来てくれたツマミは、
手羽元の唐揚げ、
ギョーザ、
アンパンマンのフライドポテト、
焼きそば、
チャーシュー、ツナ、たまごのサンドイッチ三種、
八宝菜、
揚げナスの煮浸し。
自分が大好きなビールも大量に保冷バッグに入れて持参し、
私が大好きなスプマンテも一緒にバッグにしのばせ、
子供たちの飲み物とオヤツまで用意し、子供二人を自転車の乗せてやってきた。
自転車に乗ったその姿は、強くたくましく、そして美しい。
彼女は、娘を介護の末に五歳で亡くした経験があり、
ユーゴーが片手だけでご飯を上手に食べられることに感動し、
いま自分の子供二人(1歳の男の子と4歳の女の子)が、
親の介助なく呼吸器をつけることなく健康で毎日過ごせることに心から感謝する。
子供が自分で呼吸するのがあたりまえ、
子供が自分でご飯を食べるのがあたりまえ、
と普通は思うだろう。
でも、彼女にとってはそれは「あたりまえ」のことではなく「有り難い」ことなのだ。
時々、こうしてよく飲む。
いつか一緒にサーフィンを始めようと約束したのも彼女。
昨晩二人で酔っぱらいながら、筋トレをした。
子供が大きくなったら、必ずやろうね、サーフィン。
未来には楽しい希望がたくさんある。
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苦労さん、ありがとう。
- 2011.07.22 Friday
- 10:25
息子の夏休みが始まって二日目。
二年生になって漢字の画数が格段に増え、
繰り上がりの筆算も登場し、
夏休みの宿題に苦労している。
夏休みは、とくかくいっぱい遊ばせたい。
でも、宿題を毎日コツコツやる習慣も身につけさせたい。
親のこの思いとは裏腹に、
息子は「やだ」「めんどうくさい」と言って、宿題は一向に進まない。
普段はとっくに学校に行っている時間で、
「先生よろしく」とばかりに、すっかり学校に勉強を任せているが、
親が勉強をみるのはひと苦労。
先生の苦労もしのばれる。
自分も同じ苦労をし、あらためて心から「先生ありがとう」です。
「宿題やりなさい」
「やだ」
「終わらないと新潟に行けないよ」
「やだ」
「やらないと、今日のMちゃんちとの夕飯パーティやめるよ」
「やだ」
この繰り返しで、朝から息子と大げんか。
夏休みは、本当に面倒くさい。
下の家に住む小3の女の子の家からも、
「顔洗ったの?」「宿題は?」
と大声でどなるママの声が聞こえてきた。
どこも同じだ(笑)!
塾にでも放りこめば、たっぷりしごいてもらえるかもしれない。
でも、
塾に行けば宿題もそのぶん増え、
親の苦労はあまり変わらないのかもしれない。
保育園時代はごはん、着替え、荷物の準備、トイレなど
いちいち手がかかって、
「もう早く手がかからないようにならないものか!」と願ったものだが、
大きくなったらなったで、別の苦労が増え、
子育ての大変さはあまり変わらない。
自分もそうやって大人になったのか。
自分も同じ苦労をし、あらためて心から「お母さんありがとう」です。
そうか、やはり自分で苦労しないと、
有り難みというのはわからないものなのか。
できることなら苦労はしたくないが、
きっと苦労は必要だということだ。
息子たちもたくさんの苦労を経験し、
いつか「お母さんありがとう」と
心から感謝できる日がくることを願う。
しぶしぶイヤイヤながらも「苦労さん、ありがとう」です。
もし、「最近どうもうまくいない」
と苦労していたり、
「なんでオレ、こんなに苦労してお金を稼がなきゃならないんだろ」
と仕事に疑問を感じていたら、
もしかして、なにかに感謝すべきことがあるのかもしれない。
頭では感謝は大切だとわかっていても、
それを身に沁みて「実感」するには、やっぱり苦労しないといけない構造なんですね、この世の中は。
- 子育て
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「小学生の夏休み」が今の私を形成している
- 2011.07.21 Thursday
- 09:38
本日七月二十一日、小学二年生の息子の夏休みが始まった。
息子が休みだと、私もすっかり夏休み気分になり、
自分の子ども時代が次々よみがえってくる。
虫取り、プール、麦茶、スイカ、アイスバー、缶蹴り、海、山、蒸かしイモ、トウモロコシ、枝豆、お風呂でプール、犬の散歩、駄菓子屋、花火……。
小学生の夏休み、自然を相手に遊んだあの経験が、
今の私自身を形成している。
さて、
子供にとっては楽しい夏休みだが、母親にとっては恐怖の夏休み。
弁当作りがあり、お昼ご飯作りがあり、そして子供の遊び場に苦労する。
今日の朝も上の姉ちゃんが、母親が出かけた7時過ぎにうちに来て、
朝から我が家は大騒ぎ。
息子が小学生クラブに行く8時半に追い出し、
チビを保育園に連れて行く。
我が家はまだそういう「追い出すきっかけ」があるからまだいいが、
きっかけがないうちは、子供を追い出すのは大変だろう。
ましてやこんな雨の日。
子供は行く場所がない。
さて、子供と夏をどう過ごそうか。
我が家の予定は、
<親子で楽しむ!>
●軽井沢でキャンプ。
●江ノ島の海水浴と水族館
●井の頭公園の遊園地
<一人で行かせる!>
●新潟の祖父母のところへ新幹線で。
●たまがわこどもたんけんたい
●学校主催・パソコン教室
●学校主催・副校長先生との虫取
●学校主催・校長先生のしゃぼんだま実験教室
などなど。
学校主催のイベントはすべて行かせ、
親子で一緒に行けるところは親も存分に楽しむ。
保育園時代は夏休みの悩みはなかったが、
小学生になると、夏休みをどう過ごすかは非常に重要。
2011年夏、思いきり遊び、思いきりいろんな体験をさせようと思っている。
それが子供たちの未来を作ってくれるから。
- 子育て
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「ウツ」にも「ヒステリー」にもならないコツ
- 2011.07.19 Tuesday
- 09:24
今日の朝も七時すぎに「おはよう」と上に住む小六のお姉ちゃんがやってきた。
彼女のママはシングルマザー。
勤めている会社がサマータイムを導入しているため、七時には出かける。
中二のお兄ちゃんは部活の朝練で、同じく七時に登校。
彼女が最後に戸締まりして小学校に行く。
私が小学生の時には考えられないことだ。
自分で戸締まりして学校へ行くなんてありえない。
なんでも母親にやってもらっていたように思う。
彼女は強い。
昨日の祝日も朝から我が家に入りびたり、
うちの子供たちを連れて外で遊ばせてくれたり、
『E.T.』のDVDを持って来て一緒に映画を観てくれたり、
お昼ご飯を食べ終われば昼寝中の我が家にやってきてみんなを叩き起こす。
冷蔵庫を開けては麦茶を飲み、
見つけたフツーツゼリーをスプーンを出して食べ、
冷凍庫を開けて勝手にアイスを食べる。
なんでもありで、ときどき「こんなことを許していいのだろうか」
と許してしまっている自分を責めたくなる。
上のお母さんも我が家に気づかい「そんなしょっちゅう行っちゃダメよ」
と注意はしているようだが、彼女はやってくる。
やってくるということは、居心地がいいのだろう。
我が家のような息抜きの場所があっていいと思う。
とは言え、このようななんでもありの状況にまだ不馴れは私は、
正直言って「うざい」こともある。
人によってはヒステリーになるかもしれない。
でも、「ある程度、なんでも許せる自分」でいいやと思っている。
昨日の夜七時くらい(我が家はもう風呂に入って夕飯も食べて)、
下に住む三歳と四歳の男のたちと上のお姉ちゃんが遊びに来た。
夜七時。
もう外は暗くなってきている。
我が家はあとはもう寝るだけのくつろぎタイム。
さすがに夜七時に遊びに来られるのは、
いくら「なんでもあり」の状況になりたいとも思っている私でも、
「明日遊ぼうね」とみんなを帰した。
せっかく風呂に入ったのに、また泥んこなられたらたまらない。
たぶん夜七時もご飯時の十二時も子供には関係ない。
時間にまったく縛られていない。
時間にも空間にも縛られずに生きていくのが理想の私にしてみたら、この生き物(子供)は、いわば私の目指すべき理想型なのかも!?
子供の自由奔放さがよくわかるからこそ、どこで子供にケジメを教えたらいいのか、すごく迷う。
うちの兄ちゃんの隣りのクラスの女の先生は、すごく厳しいらしい。
「子供にはケジメがなく、なんでもありにしてしまうと収集がつかなくなるから」
と以前、自分のクラスを学級崩壊させてしまった経験から、厳しくケジメを教えている。
でも、その先生は、子供たち一人ひとりのことをよく理解しようと、
時には言うことを聞かない子供を膝の上に抱っこして語り合ったり、
夏休みにはクラス全員に暑中見舞いを送ったり、
大勢の前ではうまく自分を出せない子供の特技(将棋)をいち早く見つけて、クラスみんなで将棋をやってその子の特性を伸ばしたりなど、
いつでも子供たちの心と繋がる努力をしている。
ケジメ(ダメと叱るボーダーライン)を子供に教えるのは難しい。
その時々で、ボーダーラインは微妙に異なるからだ。
家の中でのボーダーライン。
近所付き合いにおけるボーダーライン。
学校で過ごす時のボーダーライン。
少人数に英語を教える時のボーダーライン。
状況によってすべて異なる。
相手によってもすべて異なる。
小学生は、状況によってボーダーラインが異なることをあまり理解できていない。
でも、この違いは確実に存在する。
この違いを理解することが、空気を読むことだったり、相手の今の状況を推測する力になっていくのだろう。
以前、職場で同僚に、
「それは怒ったほうがいいよ」
とアドバイスされ、
内心「それは私自身が怒ってないからしょうがないんだけどな……」と思ったことが何度かある。
他人から見たら、それはすごく私をナメた行為らしい。
私は少し他人とは怒りの沸点が異なるのかもしれない。
いつも「ここは叱るべきところかもしれない」と他人の怒りの沸点や一般常識と比較しながら、叱るべき状況を判断しようとするのだが、
この世に厳しい先生や厳しい親、厳しい近所のおばちゃんだけしかいなかったら、子供が息抜きする場がないだろう、と大いに今の自分を許している。
許していいんだと思う。
私が知る知人は、真面目でそんな自分を許せずにいるためウツと診断された。
その知人は他人に「女はちゃんとお化粧するもの」とか「その服は変だ」とかいろいろアドバイスされ、「別に化粧なんて要らない」と思っている自分を許せずにいる。
許していいんだと思う。
今の自分を許してあげよう。
自分を責めずに許してあげよう。
別に今のままでいいんだよ。
そう言い聞かせないと、ウツになって自分が壊れてしまう。
だから私は「今のままの自分でいいんだよ」といつも言い聞かせながら生きている。
自分の子供に対してはしょっちゅうヒステリックに叱っている自分も、あまり責めずに許してあげている。
それが私の怒りの沸点だから、しょうがない!
母親の怒りの沸点を子供が学んでいくことも大切!
そう思わないと、子育てなんてできませんから(笑)!
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今日はネイティブとの英語パーティ
- 2011.07.17 Sunday
- 08:56
今日はこれから子供たち十四人連れて町田でパーティ。
外国人と話せる絶好の機会。
海外には子供のころから強い憧れがあった。
見知らぬ国。
異国の風景。
食べたことのない食べ物。
海は広いな、大きいな。
行ってみたいなよその国♪
この歌を歌うと、ザワザワとした落ち着かない気持ちになって、
海の向こうへ行きたくなる。
一緒に英語の勉強をしている子が夏休み、ハワイに行くという。
ハワイ。
行きたいな。
一緒に英語の勉強をしている子が夏休み、沖縄に行くという。
沖縄。
行きたいな。
いつか子供たちと実現させたい、海外旅行。
お金も時間もまったくないが、
いつか子供たちと実現させたい、海外旅行。
その第一歩となるのが今日のパーティ。
と思うと、どんどんウキウキしてくる。
楽しみ!
- 学ぶ
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今日は小クラの縁日
- 2011.07.16 Saturday
- 10:43
息子はいつも学校が終わると、
働くママのために子供たちを放課後に預かってくれる小学生クラブに行く。
小学生クラブ。
略して小クラ。
今日は小クラの祝10年を記念した「たんぽぽロッキー大縁日」!
あらかじめ岩戸児童センターに行って申し込んでおけば、
無料で、
ミニフランクフルト、ポテそば、わたあめ、かきごおり、焼きトウモロコシの飲食コーナーを楽しめ、
おかしゲッター、電車でGOO、ヨーヨー釣り、チョロQレースでも遊べる。
準備をする職員さん、ごくろうさまです。
息子は朝イチバンで(10時)で楽しみ出かけて行きました。
さて、地域の方ならどなたでも参加できるというので、
さっそくこれから出かけてきます。
- 狛江
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