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    この素晴らしき世界

    • 2011.04.29 Friday
    • 08:29
     
    ルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」を
    休日の朝に聞いている。

    ひとりつぶやく。
    ああ。
    世界はなんと美しいことか。
    生きるって本当に素晴らしいことだなぁ〜、と。

    この世界に生まれてきたことは奇跡のようなもの。
    ひとりつぶやく。
    ああ。
    世界はなんと美しいことか。

    ムラムラして孫氏の自然エネルギー財団

    • 2011.04.28 Thursday
    • 10:54
     
    風。
    最近、妙に風がさわいでいる。
    強風のため洗濯物が外に干せず、
    目がかゆくてたまらない。
    風。
    風は自然エネルギーだ。

    孫氏が「生まれてきた使命を果たす」として、
    ポケットマネー10億円で、
    世界100名のトップ科学者との意見交換の場を作り、
    議論のきっかけを作るための財団「自然エネルギー財団」を設立した。
    すごい。

    この1ヵ月、ずっと悩み続けてきた孫氏が、
    「他のだれかがやってくれるなら本業でないところに首を突っ込むべきではない。
    しかし今、見るに見かねる状態。
    正義感がムラムラとしている」
    と言って、会社に迷惑をかけない範囲で踏みきった。
    すごい。

    私もムラムラしている。
    みんながムラムラしている。
    自粛でみんなのエネルギーが落ちているどころか、
    今みんながムラムラしている。

    このムラムラはすごいパワーだ。
    原子力以上のパワーがある。

    2011年は、エネルギー政策転換の年。
    いろんなことがムラムラと加速度的に変わっていく「はじまりの年」だ。

    太陽、風、地熱……。
    日本は素晴らしい資源を持っている。

    風。
    最近、妙に風がさわいでいる。
    ムラムラと。





    けっきょくは日々の積み重ね

    • 2011.04.27 Wednesday
    • 09:03
     
    4月から英語を始めた子どもたちの英語力が
    ぐんぐん伸びている。
    その伸び具合は、みていて気持ちいい。
    新芽が土から顔を出して、水と太陽の光を浴びてぐんぐん伸びていく。

    まったく英語など知らなかった小2の息子は、
    あっというまに大文字AからZまで書けるようになり、
    Will you be my friend?
    Sure!

    What's that?
    It's a zoo.

    などど、ネイティブが話すCDさながらの素晴らしい発音で本が読めるようになった。
    小2の息子が、ちゃんと文字を追って読めるようになるのだ。

    小学5年生から英語が必修となり、
    2013年から高校での英語の授業はすべて英語になる。
    大学に入るには英語は必須で、
    その英語問題の約7割は長文読解だという。

    もちろん、週1回のレッスンだけでは定着しない。
    毎日、毎日、少しずつ子どもたちと一緒にやっている。
    コツコツ。

    どうしても陥りがちなのが、
    家で勉強を見てあげられないから、
    あるいは見てあげようとしても親の言うことはなかなか聞いてくれないから、
    という理由で子どもを習い事に行かせるパターン。

    じつは私もそのパターン。
    計算ができない、時計が読めない、漢字が書けないわが子を見ていると、
    焦る。
    とにかく焦る。
    この子はどうなってしまうのだろう。
    だから、どこかにいるプロに任せたくなる。

    なんども迷った。
    習い事に行かせて徹底的にプロにしごてもらおうか。

    習い事に行かせるのは別に悪いことじゃない。
    でも、どうやら習い事に行かせると、家庭学習の負担が軽くなるどころか、
    宿題宿題で、逆に親の負担が増える!

    宿題に追いかけ回されるのはイヤだ。
    ぜったいイヤだ。
    と母親が思う以上に子どもたちだってイヤに違いない。
    だから、習い事は英語だけにした。

    家に帰るとまず「おやつ」に始まり、見たいテレビがたくさんあって、
    ごはん、風呂……とつづき、そのすき間で学校の宿題をやらせる。

    英語を毎日聞かせるのは、朝学校に行くまえの約15分。
    歯を磨くのと同じように、
    何事も習慣にしてしまえば子どもたちは、あたりまえのように本を開く。
    「へえー」
    と親のほうが驚くくらいだ。

    「どうせやらないだろう」
    と親が思ってしまうと負け。
    子どもはその親のこころをしっかりと読みとる優れた能力を持っている。

    「1日くらい休んでもいいか」
    というささやきに負けずに、
    コツコツ。
    もちろん1日くらい休んでも全然OK。
    翌日からまた、
    コツコツ。

    さて、このコツコツ。
    どんなふうに積みあがっていくのだろう?
    すごく楽しみだ。

    べつに良い大学に入ってほしいわけじゃない。
    一流企業に入ってほしいわけでもない。
    「英語」というツールを使って、子どもと同じ時間を過ごす。
    なかなか素敵な親子の時間の過ごし方。

    コツコツ。
    どんなものが積みあがるのかな?




    青ネギ救出作戦

    • 2011.04.26 Tuesday
    • 15:41
     
    ネットで購入したティーツリーオイル、
    試してみた。

    先週末、BBQの撮影で郊外に行ったら、
    見事にサクラの下。
    目がかゆくて鼻水ダラダラ。

    さっそくマスクにティーツリーオイルを数滴。
    鼻がスーーッと通った!
    感激。
    ついでに膿が出続けている歯ぐきにも塗って、
    しっかりマッサージ。

    なんせ何千年ものあいだ先住民族アボリジニのあいだで
    ケガや皮膚治療に使用されてきたティーツリーオイルだ。
    きっと効くに違いない。
    信じるものは救われる!?
    まさにプラシーボ効果と言われるものです。

    そうそう。
    1つ良いことがありました。

    BBQ撮影で使用した捨てられるはずの「ネギの青い部分」(以下青ネギ)が
    我が家で大活躍しました。
    捨てられるはずものが「生きる」姿を見るのはなかなかいいものです。

    まず1品目。
    ギョーザ。
    豚肉はほんの少し。
    キャベツとネギをたっぷり入れた野菜メインのギョーザに子どもたちは
    まんまとだまされ大喜び♪
    ホットプレートで食事しながら焼いて食べる楽しいギョーザパーティとなりました。
    子どもって、ギョーザが好きなんですよね。

    次に2品目。
    ひじきと大豆の五目煮。
    翌日は、残ったギョーザの種を使っての展開です。

    3品目。
    ほんの数cmほど残しておいた青ネギと、
    冷蔵庫に残っていたベーコンを炒め、
    しょう油ラーメンのタレを使って煮卵を作りました。
    う、うまい!

    たまに見かける
    「この部分、切り落としてください」
    とキッパリとスーパーのレジで青ネギを捨てていく人を見ると、
    「私に任せてもらえないでしょうか」
    と名のり出たくなる。

    しかし、この度の青ネギ救出作戦をあらためて体験し、
    次こそは恥ずかしがらずにそのシチュエーションに出合ったら、
    「私に任せてもらえないでしょうか」
    とキッパリ言おうと決めた。

    青ネギは、本当に使えます。

    青ネギに限らず、
    「使えるもの」をその素晴らしい用途に気づかず捨てている人が多いように思う。
    逆に、素晴らしい用途というコピーにだまされて「使えないもの」を買っている人もじつに多いように思う。
    まもなくそんな世の中は変わっていくに違いない。

    この時代の空気をどう表現するか?

    • 2011.04.22 Friday
    • 09:31
     
    いま小2の息子には、毎週、作文の宿題が出される。
    今週のお題は、遠足のこと。
    パパが指導者となって、約1時間ほどかけて書かせていた。

    以前読んだ清水義範の『わが子に教える作文教室』は非常に面白かった。
    ぜひとも、わが子に作文を書かせたい!と思った。

    朝日新聞とベネッセコーポレーションによる共同で、
    第一回「語彙・読解力検定」なるものが開催される。

    言葉というのは、非常に重要な意味を持つ。
    はじめにことばありき。

    この検定で言うところの、
    「実社会に求められる思考力、判断力、表現力を身につけ、知識や教養を発展させるために必要な力を測定」(準1級)できるのかどうかはわからないが、
    とにかく「ことばを知る」ことは、「世界を知る」きっかけになる。

    雑誌「広告批評」の元編集長のコラムニスト天野祐吉は、
    「広告は映しとる/時代の空気を/いきいきと」
    と、朝日新聞の連載コラム1000回記念(2011年1/26)で話していた。

    でも震災後、
    時代の空気をぴったりと言い当てているCMが見当たらない。
    大量生産・大量消費に依存した20世紀型の経済モデルは通用しなくなった今、
    何に人々は依存できるのだろう?

    「依存ってなに?」
    とダンナに聞かれた。

    「依存?
    たぶん、おおらかな人だと思う」

    「おおらか?」

    「うん。おおらか。
    私の場合、時間とかモノの管理とか、人に任せているとどうしても心配だから、
    ぜったいに自分で管理したくなる。
    それって、他人を信用しない心配性な体質なのだと思う」

    いまのこの時代、
    ドラッカーならどんなふうに分析するのだろう。
    彼が亡くなってしまったいま、それを知る術がない。





    サクラの花粉症

    • 2011.04.21 Thursday
    • 13:56
     
    この春は、本当に花粉症がひどかった。
    サクラがチラホラ、
    はっくしょいっ!

    ちょっと出かけると、涙がだらだら。
    鼻水だらだら。
    目がかゆくてたまらなかった。

    サクラがチラホラ、
    はっくしょいっ!

    そう。
    すでに過去の話。
    サクラの花粉症があるという話を聞いたが、
    サクラが散ったらすっかり治ってしまった。

    やはり、
    私の花粉症の原因はサクラだったのか?

    知人に、花粉への対処法を聞いたところ、
    ターメリックが良いという。
    いま毎朝、大さじ1のターメリック+大さじ1のはちみつにお湯を入れて飲んでいる。

    あと、ティーツリーオイル。
    先住民族アボリジニのあいだでは、何千年ものあいだケガや皮膚治療に使用され、
    殺菌・精神安定・花粉症に効くとして、
    最近注目されている精油。

    にきびや口内炎、歯周病にも効くらしく、
    チビを産んでから約3年間、ずっと前歯の下から出続けている膿にも効くかもしれない!
    さっそく購入だ。

    いまはすっかりサクラも散ってしまった。
    チラホラと花びらが舞っていたあの季節、
    花粉で景色がかすんでいたが、
    やはりあの季節はいいな、
    とずいぶん前のことのように思い出される。

    サクラがチラホラ、
    はっくしょいっ!
    もしかして毎朝飲んでいたターメリックが効いたのかな?


    何でこの「空白」を埋めるか?

    • 2011.04.20 Wednesday
    • 09:44
     
    先日書いた、
    9ページがたったの1万3500円というブログ
    あれからずっと考え続けている。
    何を?

    物質世界の終焉というブログを自分自身で書いておきながら、
    まったくもって私は物質に支配されている、と。
    ではいったいどうしたらいいのか?

    その答えはいまだに見えていない。
    通常、構成を1から考えてページで請け負った場合、
    2万/P。
    9ページで18万円である。

    本来もらうべき金額との差額16万6500円。
    空白の16万6500円。
    いったいこの空白は何で埋められるのだろうか?
    その答えはいまだに見えていない。

    長男が、学校から雑巾を持ってってくるように言われ、
    その準備をした。
    買えばたったの100円で買える。

    しかし、家には古くなったタオルがたくさんあり、
    チクチク縫ったら1時間もかかってしまった。
    時給100円。

    金ではない。
    ではいったい何のだろうか。
    金ではないのなら、いったい何なのか!?

    愛?
    相手に愛があれば、16万6500円は埋められるのだろうか?
    きっと埋まらない。

    価値観を価値観、既成概念を捨てれば16万6500円は埋まるのか?
    きっと埋まらない。

    ではいったい何のだろうか。
    だれもがみな、同じような空白を抱えている。
    たとえば、
    自分は「10」であるという自己評価でもあるにもかかわらず、
    「6」でしか他人は評価してくれない。
    自分にとってはせいぜい1杯「300円」程度の価値しかないコーヒーが、
    「1000円」で提供されている。

    世界はアンバランスに満ちている。
    だからと言って、自己評価が甘いのだろうか?
    自分の価値は「6」でしかないのか?
    と落ちこむ必要はない。
    いずれこの空白は、なにかで埋められるはずだ。

    物質世界の終焉と言いながら、
    16万6500円という金の話が、すでに4回も登場している。
    まずは、この空白を埋めることから始めてみようと思う。
    じゃないと、自分自身のバランスを保つのが危うい。

    忙しくてその仕事に手をつけられなかった編集者は、
    私の手助けがあったお陰ですごく助かっただろう。
    その編集者に16万6500円を寄付したと考えてみたらどうだろう。

    うん。すごくいい。
    16万6500円を奪われた(take)ではなく、
    16万6500円を私が与えた(give)と考えてみると少し納得できる。

    アンバランスに満ちたこの世界は、
    いずれは均衡を保つようになるのかもしれない。
    もしかしたら、この空白を埋めようとする作業、
    均衡を保とうとする作業こそが、
    「生きる」ことなのかもしれない。



    青春の輝きを取り戻した夜

    • 2011.04.17 Sunday
    • 08:23
     
    朝、Youtubeで青春の輝きを聴いた。
    先日、カーペンターズのなかで1番好きな曲は「青春の輝き」だとダンナから聞き、どんな曲だったかなと気になったからだ。

    ダンナは、どうやら気づいてしまったらしい。

    夜中にカーペンターズのこの歌を偶然聴き、気づいてしまったのだ。

    「青春の輝き」は、I need to be in Loveの邦題。

    愛がなければ生きていけない。

    今頃やっと気づいた私。

    この不完全な世界で

    完全な愛を求めていた。

    それが見つかると思っていた。

    おばかさんな私。

    「これを聞いて、
    オレはおばかさんだったいうことにやっと気づいたよ。
    この世界は不完全であるにもかかわらず、
    オレはいつでもに完璧を求めていたんだ」

    (なんだか村上春樹の小説に出てくるキャラみたいだ)

    私は、そうか、やっと気づいたか、
    と心の中で拍手した。
    これで1歩、ふみ出してくれるといいなと思う。

    「現実」なる今の世界に納得できないまま、
    「仕方ない」としぶしぶ受け入れながら生きてきたのだろう。

    「仕方ない」のではない。
    今年の1月26日の朝日新聞で、哲学者佐々木中(ささき・あたる)氏が面白いことを言っていた。

    人は、「現実をわかっていないお前は甘い」と言われたくなくて、現実追認に走っているだけ。
    現実がこうである以上、こうするしかないとう言説は、結局人を苦しめるだけで、搾取や暴力を生む。

    では、どうしたらいいのか?
    佐々木中は言う。

    演説する術を古代ギリシャではリトリケーと言った。
    リトリケーとは、
    「なぜ戦争を止めねばならないのか」
    という問いに対し、
    「なぜならば……われわれは平和を求めるべきである」
    と堂々たる雄弁で精密に根拠を示し、民衆の納得と同意を獲得する技芸(アート)。
    われわえが失っているのは、この意味でのリトリケーであると。
    そして、みんなこんな世界を嫌だと思っていながら、
    変えようがないと思いこまされている。

    なかなか面白いコラムだった。

    さて、なぜ人は愛がなければ生きていけないのか。

    ダンナがこのこの意味を
    堂々たる雄弁で
    精密に根拠を示し、
    民衆(自分自身)の納得と同意を獲得する技芸を得たなら、
    もしかしたら自分にとっての「完璧な世界」を手に入れることができるのかもしれない。

    青春の輝きを聴いていたら、
    1Q84、村上春樹、リトリケー、佐々木中、カーペンターズ。
    一直線にならんだ。
    なんだか少し、答えが見えてきたような気がする。



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      いろんな「えっーーー!」があった朝

      • 2011.04.15 Friday
      • 09:29
       
      サラクの花びらがちらちらと舞っている。
      なんだか終末感のようなものを感じる。
      まるで地球最後の日。
      自分が生きてきた人生をふり返り、すべてが愛おしい気分になる。

      いま朝9時半。
      郵便局で振込をしたかったので、ちょっと遅めの朝8:40に家を出て、
      今、チビを保育園に送って帰ってきた。
      家を出て帰ってくるまでの約30分間。
      たくさんの「えーーー!!」があった。

      1つ目。
      仕事の資料を返送するため、宅急便の集荷センターへ立ち寄り。
      家に「着払い伝票」がなかったため、現場でもらって伝票に書いて提出したら、
      「あら? この伝票じゃないの。ごめんなさい」
      「えーーー!!」
      1から伝票の書き直し。
      サラクの花びらがちらちらと舞っている。

      しかも、この仕事。オフィシャルじゃない。
      忙しくてどうしても自分でできない雑誌の9ページの仕事があるので
      会社に内緒で手伝ってくれないか、という依頼。
      オフィシャルじゃなく、その人が個人的に支払うという仕事。
      9ページでたったの1万3500円。
      しかも、「1」から構成を考えてラフを作成し、
      行ってもいない取材のテープを起こし、
      原稿を書き、先方のチェックが入った赤字をすべて修正する。
      こんな面倒な仕事が1万3500円!
      「えーーー!!」
      サラクの花びらがちらちらと舞っている。

      でも、引き受けてしまった以上、やるしかない。
      受けるべきではなかったのか?
      いやいや、受けてしまったからにはやるしかない。

      2つ目。
      郵便局にほぼオープンJustの9時に着いたというのに、
      ATMの前には長蛇の列。
      「えーーー!!」
      サラクの花びらがちらちらと舞っている。

      列の前の年輩の女性に、
      「朝からずいぶん並んでいるんですね」
      という話をふったら、どうやら本日15日は年金の振込日らしい。
      ついてない。

      この年輩の女性は70歳。
      今日はこれからテニスに行くという。
      「お元気ですね」
      と話をすると、
      「うちの母は94歳で赤坂にひとり暮らしをしているけど、
      もっと元気よ!
      2年前、96歳になった父をなくしてから、よけい元気になっちゃって(笑)」
      「えーーー!!」

      年をとってから独りで暮らすのって寂しいな、
      なんてちょうどダンナと話したばっかりだったのだが、
      とんだ取り越し苦労というもの。
      女は年をとっても大丈夫、元気に生きていける。

      3つ目。
      やっと順番がまわってきて振込をしようとしたら、
      用紙が入らない。
      窓口に行ってたずねると、どうやら用紙を入れる場所が違っていたらしい。
      また並んでやっと順番が回ってきて、あとひと息で終わるという最終段階になって、
      マシーンから、
      「10万円以上の振込をお受け付けできません」
      というメッセージが。
      「えーーー!!」

      窓口に行って、またさらに順番を待ち、
      やっと自分の前にきて振込をお願いしようとしたところ、
      「身分を証明するものをお持ちですか?」
      とたずねられた。
      「えーーー!!」
      そんなもの持ってないよー!

      サクラの花びらがチラチラと舞っている。
      なんだか楽しい気分で家に帰ってきた。



      すべてが正しいと認めると結婚生活がうまくいく

      • 2011.04.14 Thursday
      • 10:05
       
      すべてが正しい。
      とみな誰でも思っている。
      自分はまちがっていない、と。

      仕事で徹夜した朝、
      具合が悪い朝、
      機嫌の悪い朝など、
      「いつまで寝てるんだ!」
      などと大声を出されたら、だれでもキレたくなるだろう。

      不思議なもので、
      自分にはもっと寝ている権利と正当な理由があるので、
      キレてしまったあとでも、罪悪感はまるでない。
      まったく不思議なものだ。

      でも、
      起きてほしい理由が必ずある。
      それもじつに正しい。
      まちがっていない。

      さて、どっちが正しいのだろう?
      きっと、
      どちらも正しい。
      夫婦喧嘩はそのような思いがぶつかって起こるのだろう。

      相手の立場になって物ごとを考える、
      というのは、すごくわかる。
      でも、じっさいなかなか実行できない。

      なぜなら、
      実行できない正当な理由があるから。

      犯罪をくり返した凶暴な犯人も同じように言ったらしい。
      自分には犯罪をせざるを得ない正当な理由があった、と。

      それを読んだ時、
      ハッとした。
      きっとキレる人も同じように考えているんだ。

      常識はずれなことをすると怒る人が多い。
      自分にとっての「あり得ない」ことをする人には
      どうしても腹が立つ。
      イライラする。

      でも、もう怒るのはやめよう、と思った。
      イライラする方が損だ。
      精神的に良くないし、カラダにだって悪い。

      そんなふうに、正当な理由を互いに許容し合えるようになると、
      結婚生活は少しうまくいくかもしれません(笑)。

      仲がいいね、
      喧嘩することあるの?
      とよく言われる我が家だが、
      結婚とは、
      自分の「あり得ない」を
      少しずつ「あり得る」状態まで受け入れていく作業かもしれない。

      自分の「あり得ない」を
      少しずつ「あり得る」状態にする作業は、
      じつは、たいして今まで考えていた「損する」ことでもないんだ、
      ということに気づきました。




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