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    人づきあいって、むずかしい

    • 2009.05.27 Wednesday
    • 20:44
    変化。
    いま時代は加速度的に変化している。
    じつに早い。

    なんどもなんども失敗して学びながらここまで生きてきて、
    それなりの方程式らしきものを身につけてきた。

    でも、
    学んでも学んでも、次から次へと新しいことが押し寄せ、
    自分のいままでの方程式では解けないことばかり。

    応用できくものもあれば、
    まったくの新体験も多々。

    変化。
    いちいちビックリしたり、悲しんだり、嘆いたりしていたら、
    この変化にはついていけない。

    しかも、どう変化するかはだれにも予測できない。
    どうせ予測できないのだから、
    やりたいようにやるだけだ。
    そう思ったら、ちょっとラクになった。

    うちの母親は非常に几帳面で、
    すべてが自分の想定内のことじゃないと、対応できないタイプの人間。
    なにか起こると、途端にだれかを責め始める。

    そういう人間が世の中には多い。
    だれかをけなしたり、責めたりすることで、
    自分のバランスを保っている人がいる。

    わたしはそれを「悪魔のささやき」と言っているが、
    正しく自分の道を歩いていこうとすると、
    「あっ、その道はオバケがでるらしいよ」
    とか、
    「だれかがその道を行ったら食われたらしい」
    とかささやく。

    せっかく決心して、覚悟して歩いているのに、
    なにかと不安な気持ちにさせることを耳元でささやく。

    それを対処する一番の方法は、
    無視。
    うるせーんだよ!
    と蹴飛ばしてしまおうぜ。

    なにかのプロになる

    • 2009.05.26 Tuesday
    • 09:20
    職人が好きだ。
    ひとつのことを極める。
    それはすごくカッコいいことだと思う。

    でも、自分はそれができない。
    でも、できる人間を知っている。
    そんな人間をバックアップする。
    バックアップのプロ。

    プロを目指したい。
    今日はこれから撮影。
    撮影現場でできることはバックアップ。

    裏方って、カッコいいと思う。
    職人になりたい、と望んだときもあった。
    でも、自分じゃない自分になることを望むことは
    つらい。
    自分の存在意義。
    その意義をときどき見失うときもあるけど、
    ちゃんと私には戻れる場所がある。

    息子と一緒に行った軽井沢のおもちゃ王国が
    息子にとってめちゃくちゃ楽しかったらしく、
    「宇宙一、楽しかったね!」
    と大興奮。

    「でも、もっと楽しい場所があるよ」
    と言った。
    「えっ? どこ?」
    と聞くと、
    「おうち」
    と言った。

    親として、それはとても幸せなことである。

    ベランダの実

    • 2009.05.20 Wednesday
    • 12:36
    090519チビきゅうり.JPG

    ベランダのきゅうりが、ちょっと大きくなりました。
    これくらいの大きさだと、
    とげが恐ろしく鋭い。
    虫に食べられないための防御なのかな?



    090519大葉.JPG

    これは何年か前、確か妊娠中だったな、
    買ってきた大葉が、毎年、芽を出し、気がつくとこんなに成長している。
    種が土に落ちて、毎年毎年、いつのまにか成長している。
    大葉は強い。



    090519夜弁JPG.JPG

    昨日の夕飯、
    サバサンドイッチを作ったので、外で食べよう、
    と思い、家にあるものを持ち出す。

    クリームシチューをタッパーに詰め替え、
    きゅうりと味噌をタッパーに入れ、
    ペットボトルにお茶を詰めて、3人で近くの公園へGO!

    成城と狛江の間をながれる「野川」は、
    多摩川よりも小ぶりで、
    さながら山奥の渓流にでも来たような気分にさせる野趣あふれる川。
    じつは多摩川よりもずっといい。

    そのすぐそばには「ふれあい公園」。
    広いが、だだっ広い間抜けさがなく、
    入り組んで、探検心をくすぐるような公園である。

    もちろん今日も天気がいいので、弁当を持って、外めし。
    昨日チビは、帰る途中に寝てしまい、そのまま睡眠。
    兄ちゃんのほうもかなり疲れたらしく、8時には睡眠。

    なかなか子供が寝てくれない、
    という人には、
    子供を思いっきり、外で走り回らせることをオススメします。
    ついでに親もぐったり。
    朝までぐっすりです。
    不眠症の人にもおすすめです。




    トマトと房すぐり、ブルーベリーもまだまだ青い。
    息子どもとワイワイ言いながら収穫して食べるのが待ち遠しい。

    090519房すぐりJPG.JPG

    090519青トマト.JPG

    090519ブルーベリー.JPG

    フィッシュサンド

    • 2009.05.14 Thursday
    • 11:58
    弁当がつづいている。
    今日は自分で焼いた、くるみパンで作るフィッシュサンド。

    090514弁当.JPG

    鮭とサバを焼いて、キャベツの千切りをのせ、
    マヨネーズ、ソースで味つけをして、はさむ。

    フィッシュサンドは、美味い。
    ファーストフード店ではおなじみのフィッシュサンドだが、
    揚げずにただ焼いた魚をはさんでも、かなり美味い。

    通常は、あとで魚グリルを洗うのが面倒なので、
    フライパンに油をしいて焼くが、今日はグリル。
    なぜなら、いま、家に油がない。

    先週、オリーブオイルのボトルを
    手を滑らせて割ってしまった。
    はっ! 
    と思った。
    はっ、は、
    うっかり手をすべらせた、はっ、ではなく、
    はっ、そろそろマジで換気扇を掃除しないとやばいな、
    という、はっ、だ。

    ずっとやろうやろうと思いつつ、目をつぶってきたが、
    もうどうやらダメらしい。

    換気扇の掃除はかなり面倒である。
    なにがいちばん面倒かと言えば、
    洗剤を落とす作業。
    洗っても洗っても、なかなか泡切れが悪い。

    でも、昨日は重曹でやってみた。
    取り外せる部品は取り外し、普通の食器洗い洗剤で洗う。
    そして、壁まわりを重曹でこする。

    重曹でやると、うそのように面倒な泡泡がでず、
    さっとこすって、さっと水拭きで済む。
    しかも、古布があれば、そのままポイ。
    あれ? 意外とラクじゃん。

    来週、生協さんから油が届く。
    それまで、家にあるのはゴマ油だけ。
    もつか? 
    なんとかそれまでは油抜きクッキングでしのいでみよう。

    ついでにベランダもお掃除。
    たくさんある植木からは、葉っぱが落ち、ちょっと放っておくと
    ベランダはゴミだらけ。

    なんでここまで放っておいたのか。
    なぜコマメに掃除しないのだろう。
    と、キレイになってしまえば、放っておいた自分がアホに見える。

    出先で会う手入れの行き届いたお庭やお家は気持ちいい。
    気持ちいいことをやる。
    きっとそれも、自分のため、自分を豊かにするための方法だ。
    忙しいとそれどころではない。
    これがひと段落したら……。
    そう思っているうちに、どんどん汚れていく。

    いま、せっせと貯金中。
    貯めているのは、もちろんお金じゃなくて、自分を豊かにするための何か。

    今日は、おじいちゃんが作った山芋をすりおろして冷凍保存した。
    山芋は、家族みんな大好きだが、すりおろすのが非常に面倒。
    冷凍保存したのは、山芋だが、
    次に食べる時は、さっと解凍して、さっと食べられる。
    時間と手間も一緒に冷凍保存。

    今年はいろんなものを保存しておくつもりだ。

    みそ照り焼き弁当と気づき

    • 2009.05.13 Wednesday
    • 11:45
    090513弁当.JPG

    パパの大好物の万能ソースがある。
    それは「みそだれ」。

    みそ1、しょうゆ1、みりん2の割合に、
    砂糖をお好みの分量で混ぜ合わせる。
    こんがりと焼きあがった肉にジュッとからめて照り焼きにする。

    このみそだれは、鶏肉、豚肉、野菜など、
    どんな素材とも合う。

    今日の弁当は、鶏をこんがりと焼き、
    空いたスペースでキャベツをてんこもりに一緒に焼き、
    ついでに目玉焼きまで作ってしまうというヤミー流。
    1つのフライパンで、同時に何品も作るのは、
    洗い物や手間や時間など、すべてをシンプルにしてくれる。

    シンプル イズ ベスト。

    物事は複雑にしない。
    複雑にしないコツは、
    自分を俯瞰(ふかん)すること。

    「あれれ? なにそんなに焦っているの、私ったら」
    という目を持つこと。
    焦っている自分自身は、なにも変わらないけど、
    そんな自分を把握する。
    それだけで、ずいぶん違うものだ。

    いま久々に『聖なる予言』(角川文庫)を読んでいる。
    そこで、
    「人生で難しいことは答えを得ることではない。
    自分の現在の問題を認識することである」
    と言う。
    たしかに。
    シンプルに生きるのは、結構レベルが高い。

    この小説は、
    南アメリカで意識のルネッサンスが起こるという人類の知恵が書かれた写本が発見され、
    その九つの知恵を探しに主人公がペルーへ出かけ、
    ひとつひとつ気づいていくという話。

    第一の知恵は、偶然の一致には意味があるということに気づく。

    第二の知恵は、物質的なことに一生懸命だった自分に気づく。

    第三の知恵は、宇宙は、「自分がどう考えるか」に反応することに気づく。

    第四の知恵は、他人を攻撃することでエネルギーを他人から奪うのではなく、
    心を開けば宇宙は私たちが必要なものをすべてを与えてくれることに気づく。

    第五の知恵は、いつも宇宙につなっているためには、
    無意識にうちに相手のエネルギーを奪おうとする(他人をコントロールする)
    自分の無意識のクセを知る。
    脅迫者、尋問者、傍観者、被害者の4つのパターンがあり
    自分はそのいずれかに気づく。

    ……と続く。
    気づくこと。

    あっ、たしかに。
    と気づく。
    ブログを書きながら、いつも気づかされていることに今、気づいた。

    オムライス弁当

    • 2009.05.12 Tuesday
    • 10:13
    090512弁当.JPG

    この春から、パパのお昼ご飯はお弁当。
    そして、今日は息子の遠足。
    ふたりとも大好きなケチャップたっぷりのオムライス。
    横ちょにあるのが、タンドリー風チキン。
    定番のちくわキュウリ。
    (あ、ベランダの菜園でキュウリができれば買わなくてもいい!)

    買い物に行った時、
    とくに弁当用に何かを買ったりはしない。
    ちょっとだけ「弁当」を意識する。
    だから、食費が増えた感じがしない。
    なんだか、すごく得した気分である。

    ちょっとだけ早起きして、
    子供たちの朝ごはんといっしょに弁当を作り、
    自分のぶんと、チビすけのぶんもお弁当を作って、
    お昼にピクニック気分でふたり食べる。
    気が向けばそのまま弁当を持ち出して、
    河原で本物のピクニックも可。

    余裕があれば、夕飯のおかずの仕込みもする。
    台所で何度も何度も切ったり洗ったりしなくていいのが
    すごくラクである。
    弁当。
    なんと素晴らしい食事ではないか!

    作り方は、
    まずはトマトライス。

    玉ねぎ……1個(みじんぎり)
    ウインナー……5本(薄切り)
    トマトジュース……3/4カップ
    コンソメ……1個

    これをレンジ(500w)で8分ほど加熱。

    温かいご飯2合ほど混ぜ合わせ、バターを大さじ1加え、
    ラップをしてしばらく蒸らしてから、弁当箱につめる。

    その間に卵を焼く。
    卵3個に塩こしょう、粉チーズを入れて混ぜ合わせ、
    薄焼き卵を作り、
    トマトライスの上にのせ、ケチャップをたっぷりかけてできあがり!

    「どう? おいしい? どう?」
    と、よく母親が食べる前から何度もしつこく聞いたのを思い出す。
    「まだ食べてないよ!」
    と怒った自分を思い出す。

    そうなのだ。
    「おいしい」
    という声が聞きたいのだ。
    今ならわかる。
    家族みんなに、
    「どう? おいしい? どう?」
    としつこく聞く自分が、母の姿と重なる。

    今日はどんな顔でお弁当を持って帰ってくるのかな?
    この楽しみは、
    だれかのためにちょっとだけ早起きして弁当を作った者にしか味わえない
    最高の楽しみである。

    440円で野菜を育てる

    • 2009.05.11 Monday
    • 16:03
    090511トマトきゅうり.JPG

    農協で野菜の苗を買った。
    プチトマト、きゅうり、とうがらし、バジル。
    全部で440円。

    赤いトマトは、お弁当の彩りにもってこいだ。
    プチトマトのパスタ、コンポート、スープ、サラダ。

    きゅうりは夏の暑さを吹き飛ばしてくれる。
    きゅうりの漬け物、カレー、サラダ。

    バジルは、大量に作ってバジルソースにしよう。
    とうがらしは、青いうちに収穫して青とうがらしみそ。

    440円で、なにかとっても豊かなものを手に入れたように想う。

    ん? 想う?


    DSC01415.JPG

    想うと言えば、さっそく5つの想いをトイレに張ってみました。
    いやでも目に入る。

    親切、明るく朗らか、謙虚、素直、感謝。
    この5つをいつも体の中にとり込んで、
    汚れた自分をリセットする。
    だれかのためになにかしようとするのではなく、
    だれかが自分を必要としたときにいつでも動ける自分でいること。

    「他人の世話を焼くのではなく、
    他人の人生は他人のもの、と割り切り、
    お手伝いは相手が助けを求めてきたときで充分。
    自分のため、自分を満たすために時間を使いなさい」

    この前読んだ誕生日占いに書かれてあった。
    自分を満たすって、どういうことなんだろう?

    いま仕事がひと段落して、読みたい本を読み、
    ずっと作ろうと思っていたお料理を作り、
    野菜を育て始めた。

    やろうと思ってやったのではなく、
    気がついたらそうしていた。
    あっ! これが自分を満たすことなのか!

    自分のために生きる。
    それはワガママではない。
    スポーツでも、金メダルや国のためにやるのではなく、
    自分のためにやる。
    そこからスタートしなければ、だれも幸せになんてできない。

    昨日は母の日。
    「母の日にわざわざ花をプレゼントするなんて」
    とダンナはカーネーションをくれなかったが、
    母の日という日を借りて、日頃言えないありがとうを言えばいい。

    父の日は、おいしいご飯でも作って、
    ちゃんとありがとうと感謝の気持ちをパパに伝えようと思っている。
    なぜなら、普段、ありがとうが言えない性格だからこそ。

    いままで一体、母や義母にどれだけちゃんと
    ありがとうの気持ちを伝えてきたか。
    今年もお花を贈ったが、
    来年はもっと気持ちを込めて、ありがとうを言いたいと思う。

    らっきょう漬け

    • 2009.05.09 Saturday
    • 16:42
    090508らっきょう漬物.JPG

    「おっ! 島らっきょう」
    スーパーにらっきょうが出まわり始めた。

    さっそく家に帰って甘酢に漬ける。
    2週間ほどで完成予定。

    夕方ひと仕事終えて、ビールで一杯やる夏の夕暮れ。
    それが目に浮かんで、思わずにんまり。

    「祈る」ということ

    • 2009.05.08 Friday
    • 12:47
    「祈る」。
    祈るとは、いったいどういうことなんだろう?

    以前、もう自分の力ではどうにもならないという事態に遭遇したとき、
    「いまできるのは、祈るしかない」
    と思ったことがある。
    でも、祈ることが一体どういうことなのか、
    答えがずっと見つからなかった。

    答えを探しつづけていると、
    思わぬところで、その答えと出会うことがある。
    スーパーのチラシ、おみくじ、雑誌の記事、人の話、テレビなどなど。

    今回はパパが図書館から借りてきた本のなかに、
    その答えがあった。
    愛子とピーコの「あの世とこの世」(文藝春秋)である。
    「幸福になるための五箇条」

    今日一日、親切にしようと想う。
    今日一日、明るく朗らかにしようと想う。
    今日一日、謙虚にしようと想う。
    今日一日、素直になろうと想う。
    今日一日、感謝しようと想う。

    これを紙に書いてトイレに張っておく。
    そして、ポイントは、
    「実行してはだめです。意識して実行すると失敗します」
    つまり「想う」だけでいい。
    無理に立派な人になろうというのはエゴイズム。
    朝夕眺めて、その想いが体の中にいつもある人間になること。

    人間、生きていると汚れてくる。
    ずるくなる。
    そんな自分に、汚れた世の中に、
    いちいち嘆いたり悲しんだりせず、
    五箇条を見て、ダメな自分を神様にお詫びして魂を入れ替える。
    リセットする。

    面白いのは、GWに祖父母が遊びに来たのだが、
    おばあちゃんがユダヤの秘儀「カバラ数秘術」をベースにした
    誕生日占いの本を持ってきた。
    現世、過去、未来を占うことができるのだが、
    私の未来の数字は「6」。

    6は、
    「無償の愛とはなにかを探求し、常に愛を持って人と接すること」を
    人生のテーマにしてるそうだ。
    しかし、「愛とおせっかいをはき違えている?」
    という痛いメッセージが。

    そう。そうなのだ。
    困っている人がいると、なにかしてあげたい。
    自分になにができるだろう、と一生懸命考える。
    そしてなにか行動しなくては、と焦る。
    これは、ただのおせっかいだ。

    そうならないためには、祈ればいい。
    そう。相手の幸せを祈ればいいのだ。
    行動することが相手のためなのではなく、
    「想う」こと。
    と気づいたのだ。

    これはまさに目からウロコの大発見。
    このゴールデンウイークは、非常に大きな収穫のあった
    充実した日々であった。

    5歳になると子供は変わる

    • 2009.05.01 Friday
    • 12:54
    もうすぐチビが1歳6ヶ月を迎える。
    ゴミ箱をあさったり、
    裸足でベランダに下りたり、
    バケツにぬいぐるみを放りこんだり、
    便器に手をつっこんだり、
    なぜ?
    どうして?
    なぜそんなことをする必要があるのか?!
    と、
    生きるためにはまったくの必要のないことばかりをやる。

    確かに人生には無駄が必要である。
    チビを見ていればよくわかる。
    人生の無駄といえば、嗜好品。
    たとえばコーヒーなんてなくても、人は生きていける。
    カフェインがどーのこーの、
    健康志向の視点から見たら無駄の産物だが、
    やっぱり食後はコーヒーである。
    嗜好品。
    いい。
    じつに、いい。

    それを思えば、チビの無駄も
    無駄なことばかりに見えるが、
    きっと成長するうえで必要なことなのだろう。
    これから便器に手をつっこんでいるのを見たら、
    叱るまえに、「コーヒー」と胸の内で唱えることにしよう。

    どうせ叱ってもへこたれない。
    ころんで擦りむいても落ちこまない。
    落ちこむのは、こっちのほうで、
    やつの無頓着ぶりを見ると、すげえ!と感動さえする。

    上の兄ちゃんもそうだった。
    どんな失敗も落ちこまない。常に前向き。
    それが、5歳になって、少し変化が見られるようになった。
    「カレンダーを作りたい」
    と言い出し、紙と鉛筆をあげた。
    一生懸命、カレンダーを見ながら数字を書こうとしたが、
    まったくうまく書けない。

    「もうヤダ! もうやめた!」
    とかなりご立腹。
    その様子を見て、懐かしい思い出がよみがえった。
    小学生のころ、友だちのように絵が上手に描けなくて、
    すげぇーくやしかったな。

    息子は5歳になって、やりたいことがどんどん増えてきた。
    絵を描く、ハサミを使う、自転車に乗る。
    でも、まだまだ上手にできない。
    まわりには上手にできる子がいる。
    本人はくやしい。できるようになりたい。上手になりたい。

    これからそんなことが、どんどん増えてくるだろう。
    親としてできることは、さりげなく手伝ってあげることしかない。
    やりたい、という思いをかなえてあげるための
    道具を与える、ヒントを与える、など、
    うまく場を提供する。

    結局、やるのは本人。
    それをわかってはいるが、押しつけることなく、
    どうやったら本人の「やりたい」を伸ばしてあげられるのだろう?
    きっと、これからの子育てにはそのことがとても重要になってくると思う。
    少し不安でもあるが、
    親として是非ともやってあげたいことでもある。

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