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    許容範囲の広げ方

    • 2007.08.10 Friday
    • 14:20
    私はあまり怒ることがない。
    あまり腹が立たない。
    イライラすることはあるけど、腹まで立てることはない。

    ときどき他人とのズレに、自分自身、戸惑うことがある。
    なんでこんなに怒っているんだろう?
    わたし、そんなに悪いことしたっけ?
    わたしって、ニブいのかも?
    と自分をキツく責めることも多いが、最後は「私は許容範囲が広いのだ」、
    と良きに計らっている。
    じゃないと、生きているのがツラくなるもの。

    許すコツはふたつ。
    相手はまだ子どもなのだ、と思うこと。
    子どもは言葉が不自由なので、自分にイライラして大人に当たる。
    迷惑だけど、しょうがいない。
    そして、甘えがある。
    そんなときには受け止めてあげるしかない。
    みんな誰かに甘えたがっている。

    そしてもうひとつ。
    相手の事情を「察して」あげること。
    いまお腹が空いているんだとか、
    こっちを先にやるために自分が後まわしなんだとか、
    上司にもいろいろ言われているんだなとか、
    人はみんな、何かしらの事情を抱えて生きている。
    そのとばっちり、と考えてあげる余裕をもてば腹は立たない。

    大人になるって、大変だよな。
    わたしもだれかに思いっきり甘えてみたい。

    つながりたい思い

    • 2007.08.08 Wednesday
    • 18:48
    ひとりって、コワい。
    とっても不安になる。
    だから、ひとつじゃなく、何かとつながりたい、とみんな思う。
    そもそも人間って、ひとつじゃなく、半分、なのかもしれない。
    だから、残りの半分を求める。

    人とつながる簡単な方法がある。
    ひとつは、仕事をすること。
    社会とつながり、自分が必要とされる。
    だけど、仕事には忍耐力や能力が要るので、苦労は多い。

    もっとも簡単な方法は、テレビをつけること。
    スイッチを入れた瞬間、もう世の中の動きに自分がぴったりとハマりこむ。
    だけど、感覚が平均化され、正しい判断力を失う可能性が高いので要注意だ。
    しかもバーチャルなので、似非つながりでしかない。
    でも何かとつながるとっても簡単な方法だ。

    そして、3つめ。人とつながる方法。
    それは、誰かを愛すること。
    体も心もつながりたい、と誰もが強く思っている。
    つながったときの快感は、それそれはもう、天国にいるようだ。
    だけど、なんて難しいんだろう、人とつながることって。

    難しい理由を考えると、
    相手を思い通りにできないから、
    相手が何を考えているかわからないから、
    必要なときに時間や都合が合わないから、
    という自分を中心に考えてしまうからだ。

    そもそも、それは無理なのであって、そうとうな努力が必要なのだ、
    という点からスタートすると、
    ちょっとだけ、許容範囲が広がるかもしれない。
    だって、それだけの努力と苦労をしてでも、人とつながることって、
    気持ちいいものだから。

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