日比野こと@電子書籍作家
*マリクロ|電子書籍総合出版社 作家公式ブログ*
2011.10.17 Monday
近所で叶えたハワイ旅行
先週末(土)(日)、近いけれど遠い、1泊2日のハワイ旅行に行ってきた。
そこへは、自転車で行ける。
パスポートも要らない。
時間や空間、常識といったしばりがいっさいなく、とにかく自由になれる場所。
それは、次男コーダイのお友だちMちゃんの家。私が住む狛江にある。
近いけれど遠い理由は、完全に日常から解放されて、体も心も芯から癒されるからだ。
Mちゃんママは、私と同じハワイ好きで、家の中はどこもかしこもトイレの中までハワイアンな雰囲気が漂っている。椰子の木がリビングで茂り、インテリアは亀・椰子の木・ブーゲンビリアといったモチーフだからけ。
あ、ここにも亀、あ、そこにも亀!
しかも、ハワインアン・スピリッツと言われるおもてなしが満載なのだ。
裸ひとつでMちゃんちに出かけると、着替えも食事もすべて用意してくれて、しかも洗濯までやってくれる。食べたいものを買ってきて、台所で一緒に料理したり、一緒にお昼寝したり、子どもたちを風呂に入れてくれたり、近所のお祭りに出かけたり。
パパも私も大喜び。
子どもたちはもっと大喜び。
我が家の素晴らしい思い出となった。
「モノより思い出」とはよく言ったもので、思い出があるからこそ、人は強くなれる。
そして、亀だけではなく、至る所にあるのが、亡くなったMちゃんママの長女まゆちゃんのの写真。
あ、ここにもまゆちゃん、あ、そこにもまゆちゃん!
棚の上、壁、目覚まし時計の中など、介護ベッドの上のまゆちゃん、呼吸器をつけたまゆちゃん、他のお友だちと一緒に写っているまゆちゃん……と、5歳で亡くなるまでの写真があちらこちらに飾られている。
もしユーゴーが、もしコーダイが死んだら、私もきっと同じように写真を飾るだろう。なぜなら、一緒に過ごした時間は宝物であり、決して忘れたくない大切な思い出だから。その思い出があれば、くじけそうな時でも強くなれる。
写真を見ていると、切なくなって涙が出てくる。
きっと介護で大変だっただろう。
きっと床ずれ防止に夜中に数時間置きにやる寝返りも大変だっただろう。
でも、涙が出てくるのは大変さへの同情ではなく、胸がいっぱいになって、自然に涙が出てくるのだ。
これが感動というものかもしれない。
大変な経験すべては、Mママにとっての宝物。
体は弱いけれど、早く死んじゃったけど、素晴らしい娘を授かって、かけがえのない宝物を持っているから、彼女のおもてなしは人を癒すのだ。
Mママのあのホスピタリティーは、人を心から癒す本物の愛。
与えても与えても減るどころか、どんどん溢れてくる。
愛は底なし。
あげればあげるほど、愛は増えていく。
思い出をこれからもたくさん子どもたちと一緒に作りたい。
我が家はハワイにまで行かなくても、いつでもハワイに行ける。
そこにはいつでも時間や空間、常識といったしばりがいっさいない自由になれる場所があるのだから。
この出会いがあったのもすべては息子がいたお陰。
息子たちよ、ありがとう。
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2017.06.03 Saturday
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