ウサギのように感覚を澄まして
- 2017.01.06 Friday
- 19:17
あけましておめでとうございます。
2017年が始まりました。
今年はさぼりがちだったブログをまた少しずつ、無理なく書き始めようと思っています。
いまのテーマは「ぬけめない」。
じつは、夫から「おまえのちゃっかりとした抜け目ないところが気に入っている」といわれた。
ぬけめないとは、辞書によると、手落ちが準備不足がないこと。
とくに利益につながる物事についてしっかり準備されていること。
抜け目とは、油断と手抜かり。
それがないというのは素晴らしい褒め言葉である。
しかし、一方では、自分の利益のためだけに行動するという狡猾なイメージも拭えない。
しかし、そのマイナスイメージを私の中から一掃する出来事が2つ立て続けにあった。
1つ。
テレビで観た白フクロウのドキュメント番組。
ナレーションで、「この厳しい自然界を生き抜くためには、強いだけでは難しく、抜け目なさが非常に重要である」と。
わたしは、やはりな、と膝を打った。
2つ。
最近、シートン動物記にはまっており、名作『カランポーのオオカミ王 ロボ』につづいて、
『ワタオウサギの子どもの物語 ラギーラグ』を読んだ。
ここでウサギの抜け目なさが刻々とシートンによって綴られていた。
なにしろ、ウサギには武器がない。
あるのは俊敏な足と耳と抜け目なさ。
(以下抜粋)
敵から自分を守るには、なによりもまず、近づく敵を前もって知ることが大切です。それには、第一に自分の感覚をたいせつに、みがくこと。第二に、お母さんウサギのモリーの意見をよく聞くこと、そして第三にカケスの警戒の鳴き声にいつも注意すること、とラグは学びました。
ね? ビジネス書にも通じる素晴らしい教えでしょ。
今年は酉年ですが、ウサギのように耳を澄ませて感覚をたいせつに、みがこう。
これがわたしの今年の抱負でごわす。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
あ、テーマは「からだ」でした。
わたしはいつもお正月には体調を崩します。
食べ過ぎ飲み過ぎには厳重注意したのですが、やはり新潟、秋田の大移動は堪えます。
熱を出し、弱っている前歯の歯茎がぷっくり腫れてしまいました。
くすんくすん。
からだは私の資本ですので、これからもますます大切にしていきたいと思います。
改めまして本年もどうぞよろしくお願いいたします。
- からだ
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