書籍の帯に名前を飾る誉れ
 
 我が人生、歴史に残る大事件が起こった。

 昨日、書店に並べられる前の出来たてホヤホヤの本が我が家に届いた。
 著者はヤミーさん。

 その装丁を見て驚いた。
 帯に自分の名前がデカデカと載っているではないか!

 本を作る時にまず考えるのは、企画である。
 著者はだれで、どんな切り口で行くか?
 切り口が明確であれば、迷うことなく原稿は進んでいく。

 そして編集者はその後、
 タイトルをどうする?
 どういう顔(装丁・本のカバー)にする?
 だれにデザインをお願いする?
 帯にはだれの推薦文を入れる?
 帯にどんなキャッチコピーを入れる?
 
 売るための・売れるための最終段階へと入っていく。
 タイトルと帯は非常に重要である。
 また編集者のこだわりも現れる部分である。
 本を作るうえでその部分にいちばん頭を悩ませてきたと言っても過言ではない。

 たとえばわたしが編集した、スティーヴン・キング『小説作法』
 装丁は大御所・菊池信義氏。
 帯のキャッチが、

 小説家として学んだすべてのことを伝えたい。ーースティーヴン・キング

 カッコいい。
 読みたくなる。
 その後、新装版のデザインにした時の帯は、

 齋藤孝氏絶賛!
 野口悠紀雄氏推薦!

 齋藤孝氏といえば、『声に出して読みたい日本語』の大ベストセラー作家だし、野口悠紀雄氏といえば『「超」整理法』の第一人者。
 帯にはとにかく凄い人たちの名前が並ぶもの、と相場が決まっている。

 ところが、である。
 『ヤミーさんのお気に入り! あの人に教えてもらったレシピ帖』の帯に、わたしの名前が載っているのである。
 しかも、熊八さん、加藤紀子さん、田村淳さんと同じ扱いの並び。
 感動ものである。

 amazonでは残念ながらあまり中身について詳しく紹介されていないので、ここで少し紹介したい。

 田村淳さんがすっげえ美味しいと教えてくれたカルボナーラ

 尾身奈美枝さんに教えてもらったお酒によく合う料理「牡蠣焼きそば」

 黒ちゃんのおばあちゃんとおばさんから教えてもらった素敵なおやつ「なすのお焼き」

 広瀬美佳子さんの美味しいものを食べるために努力を惜しまない手造り食品「冬仕込みの手造りみそ」

 作ってみたいもがずらりと並んでいる。
 顔(装丁・帯)はもちろんのこと、非常に優れた内容の本である。

 実家の親にも1冊、是非とも送らねば。




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| 日比野こと | 人づきあい | 08:52 | - |
匂いのもとは何?
 
 ダンナには特技がある。
 それは名刺占い。
 会ったこともない人を名刺から読みとる。

 この人はおばあちゃん子だった。
 この人は非常に気さくに振る舞っているだが、本来はシャイである。
 この人は本来は芸術志向。
 この人は策略を練ったり、駆け引きが好きである。
 
 その的中率はみごなもので、なぜそんなことまで分かるのか! といつも驚かされる。
 いったいどうやって読みとっているのだろう。

 先日、初めて会った女性を「M子さんと同じ匂いがする」と言った。
 彼女は転勤族で、いろんな土地で住んだ経験を持つ。
 その話をしたら、
 やっぱり、とうなずいていた。

 彼女と同じ匂いを持つというM子さんは、うちの兄貴の嫁だが、なるほどやはり転勤族で、いろんな土地で住んだ経験を持つ。
 転勤族には何か特有の「匂い」があるのか。
 読みとっているところを見れば、どうやら匂いがあるようだ。

 実際、ダンナは鼻がいい。
 このトマトは玉ねぎの香りがする、とその日の夕飯のトマトが食卓まで行き着く、包丁を洗わずズルして切った経緯を見事に言い当てる。
 鋭い。
 おぬし、やるな、といった感じだ。

 そんな鋭い感性を持つダンナの悩みは、それが仕事に活かせないこと。
 金にならないこと。
 自分自身に関してのことは、まるで読めないことだ。
 
 先日、酔っぱって「オレってどんな人?」と、カウンターでグラスを拭いているスナックのマスターに聞いたらしい。
「ああ、お客さんは素直な方ですよ」
 と言われたらしい。
 策略家に見られることが多いが、本来は素直だ。
 さすが。

 マスターという職業は、夜の客を相手に人を見抜く。
 うちのダンナも、夜の商売が向いているのかもしれない。
 
 ところでわたしはどんな匂いがするのだろう。
 どんな匂いに惹かれたのだろうか。
 いつか話を聞いてみたいと思っている。

 
 
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| 日比野こと | 人づきあい | 10:00 | - |
人づきあいの極意を勉強中

最近、人づきあいについて、深く考えている。

きっかけは、母の姉妹ゲンカ。
私にとっては叔母で、子どものころからマメに行き来して、
とても親しくしていた間柄。
なのになぜ?

叔母はもう86歳。
母が73歳。
いい年して、笑っちゃうような話だが、
年をとるほどに、おたがいに頑固で我がままになっていったのだろうか?
年をとると、そんなふうになっちゃうの??と、
この「姉妹ゲンカ」が私に、何か大きなことを教えてくれているように思った。

人づきあいは、腹7分とよく言われ、自分なりに守ってきたつもりだが、
仲よくなるとどうしても、もっと、もっと、と距離を縮めたくなる。
たぶん、母姉妹も初めはそれなりのルールがあったのだろう。
でも、そのうち、
「これくらい大丈夫」とか、
「これくらやっても許してくれるだろう」とか、
だんだん相手に甘え始める。

やられた相手も、初めはまあしょうがない人助けと思って、
なんてやってあげているうちに、おたがいどんどんエスカレートしていって、
「あれだけのことをやってあげたのにぃー!!」
と最後はぶちキレる。

人づきあいは、好きな人とだけ、リスペクトできる人とだけ、信頼できる人とだけつき合えればいればいいや、
なんて思ったこともあった。
でも、最近、どうやらそれだけでもないような気がしてきた。

1)生き方や仕事ぶりに、別にリスペクというほどのことはないけど、とくに嫌いではない相手。
2)つき合うといろんな情報をくれる相手。

これくらいの「ゆる〜〜い」感じの人づきあいって、じつはものすごく大切なんじゃないのかな?なんて。
そのくらいゆる〜〜い相手が、重要な媒介者となって、面白い「おしらせ」をくれたりする。

私の両親は、父も母も生真面目で、真正直で働き者。
どうやらそれだけでは人生うまくいかないらしい。
じつはその事実がすごく私にとって衝撃的で、
もちろん嘘つきなったりする必要はないのだが、
生真面目で、真正直で働き者というだけでは、なんだか幸せにはなれないのかもしれないい、と母の愚痴を聞いて感慨深くなったという次第です。

いずれにせよ、母の「姉妹ゲンカ」はいろんな学びとなりました。







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| 日比野こと | 人づきあい | 11:56 | - |