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    虫をとりに行こう

    • 2008.09.17 Wednesday
    • 06:59
    連休、新潟のおじいちゃんおばあちゃんがやってきた。
    一緒にご飯を食べ、散歩に出かけ、お風呂に入り、お昼寝した。
    ほんの3日間。
    子供にとっては、大人の1カ月くらいに相当するのではないだろうか。
    昨日、保育園に行くときに、
    「久しぶりだね、保育園」
    と、ずいぶん長い夏休みを過ごしたような言い方をした。

    おじいちゃんから無事に着いたよ、
    という電話があった。
    そして、
    「ごめんね」
    と言う。

    「え? なにが?」
    と聞くと、
    「帰り際、虫をとりに行こうと言われたのに、バイバイしちゃったから。
    泣かせちゃったね」
    と。
    あぁ、そういえばおじいちゃんにまとわりついて、虫とりに行こうってダダこねて、
    パパに「もう帰るんだから!」と叱られて泣いてたな。

    そうか。
    もっと一緒にいたかったんだね。
    バイバイしたくなかったんだね。
    虫とりに行こうは、もっと一緒にいたい、ということだったのか。
    叱って悪いことしちゃったな。ごめん。
    子供の気持ち、言葉の裏にある真実って、難しい。
    まっ、子供だけじゃないけど、難しいのは。

    「もっとおじいちゃんと一緒にいたかった? だから虫とりに行こうって言ったんだ」
    と、保育園から帰ってオヤツをぱくぱく食べる息子に聞いたら、
    「ううん」
    と首をヨコに振った。
    へ? 違うの!?
    「虫とりに行きたかったから」
    もう、オヤツに夢中で話もロクに聞いていない。
    子供ゴコロは本当にわからない。

    やる気を失う言葉は言いたくない

    • 2008.09.11 Thursday
    • 04:37
    言葉って、すごく大切なんだな、と思った。
    最近頼まれた仕事で、
    編集者のやる気がまったく感じられない。
    「さっさとてきとーに早く終わらせよう」
    という気分がひしひしと伝わってくる。

    「さっさとてきとーに早く終わらせよう」
    と言っているわけでは決してない。
    でも、それが言葉のはしばしから伝わってくる。
    恐ろしい。
    人間、考えていることって、こんなにも他人に伝わるものなんだ……。
    恐ろしい。

    この例を見て、自分も気をつけなきゃなと思った。
    やりたくない。
    めんどう。
    と思えることは、きっと自分には向いていないんだろう。
    だから、「なぁーんかこう、気が重い」
    という気分の仕事は、本当はやるべきではないのだ。

    でも、そこが仕事。
    「やりたくないなぁ」
    「あーー、めんどう」
    「なんでこう気が滅入るんだろう」
    などなど、どんなに気分が重かろうが、仕事って、やらなきゃいけない。
    フリーで仕事をしていると、
    これを断ると仕事がなくなるかも?なんて不安があるし、
    会社員だと、我慢してやっつけてしまわなければならない。

    お金を稼ぐって、本当に大変だよな。
    でも、考えてみたら世の中、
    「やりたくないなぁ」
    「あーー、めんどう」
    「なんでこう気が滅入るんだろう」
    という仕事がほとんどだと思う。
    まだ暗い中、新聞配達の兄ちゃんがせっせと新聞を配達している。
    かなり面倒くさい仕事だと思う。

    じゃ、どうすればいい?
    そこで大切なのが、ひとをやる気にさせる「言葉」なんだと思う。
    今回の仕事でやる気をなくした編集者からは、
    これをするのは、別にあなたじゃなくてもいいけど、
    時間もないし、自分でやってもお金にならないし、
    とりあえず、お願いします的な発注の仕方。
    やっぱり、「あなただからお願いしたい」の部分がいちばん大切でしょ?

    「あなただから」というのは、つまり、
    そのひとの良さ、特技、長所、志向等々、日頃からよく観察していて、
    ダメなところもあるけど、
    あなただったらできるはず、という言葉をかけてあげなきゃいけない。
    子育てもそうなんだと思う。

    いいからとりあえずやって、ママは忙しいの、早く、
    というのではなく、
    着替えもご飯もお出かけの準備も風呂もトイレも、
    「おまえなら上手にできる!」
    という子供を信じる気持ちからスタートしなきゃいけないな、
    と思った。

    「もう、早くして!」のキッズ翻訳

    • 2008.09.10 Wednesday
    • 13:41
    長男が自分でシャツとパンツを着られるようになった。
    次男をお風呂に入れている間に、
    息子は自分の下着を着る。
    なんて楽なんでしょう!

    自分で着られるようになったのは、もっともっと前だが、
    ママがそばにいると、甘えてくる。
    とくに下が生まれた時。
    「ママ、手伝って」
    こっちはチビのことでてんてこ舞いだから、
    「もう、自分でやってよ」
    と突き放す。

    人間「去れば追う、追えば去る」という法則があり、
    自分でやれといえば、余計に甘えてくる。
    いつまで経っても自分で着ようとしない。
    ついに、
    「もう、早くして!」
    と叱ってしまう。
    すると、もうダメである。

    どうしたら自分で着るかな?
    長男を先に風呂に入れ、ママとチビが入浴。
    着替えを用意して放ったらかす。
    ときどき、
    「ねえ? もうシャツ着たぁ?」
    と声をかける。
    「まだーーぁ」
    しばらくして、
    「ねえー? もうパンツはいたぁ?」
    「まだーーーぁ」
    どうやら素っ裸でテレビを見たりしながら走り回っている様子。

    「お風呂から上がった時、おまえがちゃんとシャツを着てたら、
    ママびっくりだな」
    と声をかけた。
    するとものの10秒もしないうちに風呂場に走ってきて、
    「見てみて!」
    と誇らしげに下着姿の自分を見せた。
    「うっそぉー! もう着ちゃったの!!!」
    と大げさに驚く。
    そのあとのママの派手めのリアクションが重要です。

    「お風呂から上がった時、おまえがちゃんとシャツを着てたら、
    ママびっくりだな」
    というセリフ。結構、効きます。

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